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ソニー、フルサイズEマウントの監視用ネットワークカメラを発売

4K対応 肉眼で被写体がほぼ見えない環境でも撮影可

ソニーは、4Kネットワークカメラ「SNC-VB770」を8月に発売すると発表した。価格はオープン。市場想定価格は税別85万円前後の見込み(レンズ別売)。3月8日から11日まで東京ビッグサイトで開催するセキュリティ・安全管理総合展「SECURITY SHOW 2016」に出展する。

有効1,220万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーを搭載するネットワークカメラ。4K解像度撮影に対応するネットワークカメラとして業界最高水準という最低被写体照度0.004ルクス以下を実現。肉眼ではほぼ被写体が見えない環境でも、30fpsのカラー動画撮影が可能という。

また、シャッタースピードを速くできるため、ブレのない映像が得られ、薄暗い場所でも文字や数字、人の表情を捉えられるという。

同社は、昼夜問わず高い監視精度が求められる空港、港湾、河川、交通の監視用途などに向け提案するという。同社ネットワークカメラとして初めてEマウントに対応しており、シーンに応じた画角で撮影できる点も特徴とする。

4K画面の中から注目したい領域や動体を指定して切り出せる「インテリジェントクロッピング」、撮影環境に合わせてシャッタースピードやゲインを自動で最適化する「インテリジェントシーンキャプチャー」、専用アプリをインストールしたWi-Fi対応スマートフォンなどで設置時に画角確認できる機能を搭載する。

(本誌:鈴木誠)