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画角204度の超広角アクションカム「RICOH WG-M2」
防水、耐衝撃、耐寒仕様 4K動画も撮影可能
Reported by 飯塚直(2016/2/23 10:25)
リコーイメージングは、小型・軽量ボディに防水・耐衝撃性能を備え、4K動画で撮影できるアクションカメラ「RICOH WG-M2」を3月18日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税込4万円台後半の見込み。
2014年10月に発売した防水アクションカメラ「WG-M1」の上位モデル。
204度の超広角レンズを搭載し、水深20mの防水性能、高さ2mからの耐落下衝撃性能、-10度耐寒性能に加え、同社のデジタルカメラとしては初となる4K動画(3,840×2,160/30fps)の撮影に対応。有効約800万画素の静止画撮影も可能とする。
レンズは8群8枚(非球面レンズ6枚使用)。焦点距離は35mm判換算で約9mm。明るさはF2。最短撮影距離は0.2m。撮像素子は1/2.3型CMOSセンサー。最高感度はISO6400。シャッタースピードは、1/24,000秒-1/4秒。最高約8コマ/秒の連写に対応する。
動画モード(画角Narrow設定時)のみ、手ブレ軽減(電子式)機能が利用可能。
液晶モニターは1.5型(約11.5万ドット)。記録媒体として内蔵メモリー(約68MB)のほか、microSDXC/SDHC/SDカードに対応する。
無線LAN機能(IEEE802.11b/g/n)を搭載。専用スマホアプリ「Image Sync」を使用することで、スマートフォンやタブレットを使ったライブビュー表示やホワイトバランス、ISO感度、露出補正などの設定が行える。
また、フルHD(1,920×1,080/30fps)または、HD(1,280×720/30fps)の設定時のみ、動画記録中の映像をリアルタイムで確認しながらの撮影が可能。
撮影モードには、静止画、水中静止画、高速連写、動画、水中動画、タイムラプス動画、エンドレス動画、ハイスピード動画を採用する。
新機能として、録画開始と終了時にカメラ本体が振動して知らせる「バイブレーション機能」、カメラを縦位置や逆さまで撮影しても正位置で記録できる「カメラ姿勢切替機能」、7種類から選べる「エフェクト動画機能」、カメラ内で静止画保存や動画分割を可能とした「動画編集機能」などを搭載している。
ユーザーインターフェースは、同社のコンパクトデジタルカメラGRシリーズ風となっている。
さらに、カメラを固定して撮影できる各種アクセサリを用意しており、アクションカメラとしてさまざまなスポーツ、アウトドアといったシーンでの撮影の自由度を広げられるという。
なお、外観はタフさとスタイリッシュさを兼ね備えながら、自転車やバイクなど、さまざまな場所に装着した際に使いやすいデザインを採用している。
またカラーは、WGシリーズのテーマであるアウトドアに映えるオレンジとどんなシーンでもマッチするというシルバーの2色を用意する。
電源として、リチウムイオンバッテリー「D-LI68」を採用。撮影可能枚数は、約450枚、録画時間(4K・Fine設定時)は約80分。再生時間(4K・Fine設定時)は約160分。
外形寸法は、約57.4×34.1×77.8mm。重量(バッテリー、記録メディア、レンズプロテクター含む)は約136g、本体のみは約114g。