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コダックのミラーレスカメラが国内発売

マスプロ電工が代理店に。チルト液晶モニターやWi-Fi機能を搭載

 マスプロ電工は、米JK Imagingが展開するコダックブランドのミラーレスカメラ「PIXPRO S-1」を11月21日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、レンズキットで6万円前後の見込み。ホワイトとブラックを用意する。

 JK Imagingが1月に海外で発表していたモデル。マスプロ電工は、コダックブランドのデジタルカメラやビデオカメラの国内独占販売権を取得した。

 コダックは、2013年にコンシューマー製品におけるコダックの商標を使用する契約を米JK Imagingと締結し、デジタルカメラなどの事業から撤退していた。それまで国内では加賀ハイテックがコダック製品の代理店だったが、JK Imagingのデジタルカメラは扱っていなかった。

 加賀ハイテックが最後に発売したコダックのデジタルカメラは2011年の「EasyShare Z5010」と見られ、コダックブランドのデジタルカメラが国内で発売されるのは3年ぶりのこと。

 マイクロフォーサーズシステム規格に準拠したカメラで、画素数は1,683万画素。液晶モニターは3型チルト式。フルHD動画も記録可能。Wi-Fi機能も備える。連写速度は4コマ/秒。

 小型のクリップオンストロボが用意される。

 外形寸法は67.4×115.7×35.6mm、本体のみの重量は約290g。

 なお、水平方向に360度撮影できるアクションカメラ「SP360」(直販価格4万1,500円)や、ビデオカメラスタイルのアクションカム「SP1」(店頭予想価格3万円前後)も同時に発表されている。発売日はS-1と同じ11月21日。

SP360
SP1

[2014年10月24日]公開当初、ダブルズームレンズキットが存在するとの記述を行ないましたが、正しくはレンズキット(SZ 12-45mm F3.5-6.3 AF Lensのみ付属)での展開になります。お詫びして訂正いたします。

(本誌:武石修)