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ライカMの最新ファームウェアが公開
ホワイトバランス精度の向上や周辺部色被りの軽減など
Reported by 本誌:鈴木誠(2013/10/19 12:00)
ライカカメラジャパンは16日、ライカM(Typ240)の最新ファームウェア公開を告知した。ホワイトバランスの精度向上や、6bitレンズ使用時の周辺部色被り軽減などを含む。
バージョン番号は2.0.0.11。改善内容および修正項目は次の通り(引用)。
改善内容
- ホワイトバランス機能の向上
ホワイトバランスのプリセットおよびオートホワイトバランスの精度を向上しました。これにより、肌の色合いをはじめとする色再現性が向上しました。 - 動画の画質向上
動画の圧縮率を低くすることで、圧縮が原因で発生するブロックノイズを低減しました。 - レンズに関連した描写性能の向上
6ビットコード付きレンズ使用時の画像周辺部の色被りを軽減しました。
その他の不具合の修正
- ライブビューモード(EVF 2使用時を含む)の安定性を向上しました。
- メニューから[シャープネス]を[高]に設定したときに生じる不具合を修正しました。
- 電源を入れた直後の撮影で稀に生じる露出不具合を修正しました。
- オートパワーオフ設定時に生じる不具合を修正しました。
- 動画撮影時に日付が誤って記録される不具合を修正しました。
- Exifファイルに記録される著作権情報に生じる不具合を修正しました。
- システム全般の安定性を向上しました。
- その他マイナーバグを修正しました。
ライカM(Typ240)は、35mmフルサイズ相当の撮像素子を搭載するMマウントのレンジファインダーカメラ。新たにCMOSセンサーを採用したことにより、ライブビュー撮影や動画記録にも対応した。実勢価格は89万2,500円前後。