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ライカMの最新ファームウェアが公開

ホワイトバランス精度の向上や周辺部色被りの軽減など

 ライカカメラジャパンは16日、ライカM(Typ240)の最新ファームウェア公開を告知した。ホワイトバランスの精度向上や、6bitレンズ使用時の周辺部色被り軽減などを含む。

 バージョン番号は2.0.0.11。改善内容および修正項目は次の通り(引用)。

改善内容

  • ホワイトバランス機能の向上
    ホワイトバランスのプリセットおよびオートホワイトバランスの精度を向上しました。これにより、肌の色合いをはじめとする色再現性が向上しました。
  • 動画の画質向上
    動画の圧縮率を低くすることで、圧縮が原因で発生するブロックノイズを低減しました。
  • レンズに関連した描写性能の向上
    6ビットコード付きレンズ使用時の画像周辺部の色被りを軽減しました。

その他の不具合の修正

  • ライブビューモード(EVF 2使用時を含む)の安定性を向上しました。
  • メニューから[シャープネス]を[高]に設定したときに生じる不具合を修正しました。
  • 電源を入れた直後の撮影で稀に生じる露出不具合を修正しました。
  • オートパワーオフ設定時に生じる不具合を修正しました。
  • 動画撮影時に日付が誤って記録される不具合を修正しました。
  • Exifファイルに記録される著作権情報に生じる不具合を修正しました。
  • システム全般の安定性を向上しました。
  • その他マイナーバグを修正しました。

 ライカM(Typ240)は、35mmフルサイズ相当の撮像素子を搭載するMマウントのレンジファインダーカメラ。新たにCMOSセンサーを採用したことにより、ライブビュー撮影や動画記録にも対応した。実勢価格は89万2,500円前後。

(本誌:鈴木誠)