ニコン、デジタル一眼レフを有線LANに接続できる「UT-1」


 株式会社ニコンイメージングジャパンは、デジタル一眼レフカメラに有線LAN端子を増設する通信ユニット「UT-1」を10月25日に発売する。静止画や動画をパソコンやFTPサーバーに送信可能。価格は3万1,500円。


UT-1

 対応機種はD4、D800、D800E、D7000。

 D4用のワイヤレストランスミッター「WT-5」をセットにしたワイヤレスキット「UT-1WK」も同時に発売。併用することで、有線LAN、無線LANの両方の環境に対応できる。価格は8万4,500円。


UT-1WK

 メモリーカードに記録した静止画および動画を有線LAN(Ethernet)接続で送信可能。静止画は撮影直後に送信・保存が行なえる。

 カメラへの装着は、アクセサリーシューを利用する。三脚ネジ穴があるため、ブラケットSK-7などへの装着も可能。

 UT-1を介してリモートコントロールソフトウェア「Camera Control Pro 2」から操作する可能。露出モード、シャッタースピード、絞り、ホワイトバランスの調整、ライブビュー撮影、動画撮影などの設定がパソコンから行なえる。


D800での使用例



(本誌:折本幸治)

2012/9/13 15:42