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【CP+2016】マンフロット、新形三脚「befree one」「190Go!シリーズ」を中心に展示
日本限定カラーのバッグやLEDライト、ミニ三脚も
Reported by 秋山薫(2016/2/28 10:47)
マンフロットブースでは、CP+2016直前に発表された各種新型三脚製品を手にとって見ることができる。
よりコンパクトになったトラベラー小型三脚「befree one」
まずは、バッグも付属するトラベル小型三脚として人気のある「befree(ビーフリー)」シリーズに加わった、「befree one」アルミニウム三脚セット。
従来のbefreeはカーボンファイバー三脚、アルミニウム三脚ともに収納高40cmとじゅうぶんにコンパクトだったが、あらたにくわわったbefree oneは収納高32cmとさらに小型化されている。耐荷重はbefreeが4kgまでのところ、befree oneは2.5kgまでになった。ミラーレス機やエントリーモデル一眼レフと標準ズームレンズの使用に向く。
befreeは中型や大型三脚ユーザーのサブとして、befree oneはミラーレス機やエントリーモデル一眼レフユーザーの『はじめての三脚』として、スタイリッシュなものがほしいというユーザーに向くだろう。
開脚セレクターによってすばやいセットアップができるところ、レッグウォーマーを備え、自由雲台と専用ケースつき。ブラック、レッド、グレーの3色が用意されている。希望小売価格は税別2万4,600円。2月25日に発売済。
ツイストロックになった「190Go!」シリーズ三脚
いっぽう、マンフロット三脚は脚部のロックがレバーロック式だった。ところが先ごろ発表された「190Go!」シリーズ三脚は、昨年1月発売の190Tシリーズに続きツイストロック(ナットロック)が採用されている。パイプ形状も最近のマンフロット三脚は角形になっていたが、この「190Go!」シリーズでは丸型になった。
アルミニウムモデル(希望小売価格は税別2万9,000円)とカーボンファイバーモデル(希望小売価格は税別5万2,000円)が用意されている。段数はいずれも4段。
ツイストロックになってより収納高が従来の135cmから小型化され自重も軽量化された。190シリーズ同様に耐荷重は7kgまで。「90°センターポール機構」、「アクセサリー装着が容易なイージーリンク」を踏襲する。
アルミニウムモデルは収納高122cm、カーボンファイバーモデルは123cm(いずれも脚部のみ)。脚部のみの販売のほか、アルミニウムタイプは3ウェイ雲台とのセットと自由雲台とのセット販売(いずれも希望小売価格は税別3万9,000円)もなされる。
日本限定F1レッドが魅力のメッセンジャーバッグ
マンフロットには近年、オリジナルブランドのカメラバッグに力を入れている印象がある。
春発売予定の「Advanced メッセンジャー」はM(希望小売価格は税別2万1,000円)とS(希望小売価格は税別1万6,000円)の2サイズ。Mサイズは一眼レフボディ1台とレンズ3本、befree三脚を収納できる。Sサイズは小型一眼レフとレンズ2本が収納のめやす。
サイドバックルとトップジッパーを備え、タブレット端末やパソコン収納スペースも持つ。レインカバーも付属する。カラーはブラックとレッド。このF1レッドは日本限定の別注品とのこと。
また、既発売の「Streetバックパック」などのほか、「アクションバックパック」(2万5,000円)も予告されている。中央の線ファスナーで開閉するリュック形カメラバッグだ。