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【CP+2016】タムロン、新SP 85mm F/1.8と90mmマクロを展示
技術展示や特殊レンズも見られる
Reported by 本誌:武石修(2016/2/25 17:11)
タムロンブースでは、会期直前に発表した新SPシーズの「SP 85mm F/1.8 Di VC USD」と「SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD」の実機を展示していた。
SP 85mmは、ポートレートレンズと言われる85mmの単焦点レンズ。手ブレ補正機構を搭載するのが特徴で、これまで85mmの一眼レフ用レンズで手ブレ補正機構を搭載したレンズはなかったという。
「動きながら撮影することの多いポートレートで、これまで手ブレによって失敗していたカットも手ブレ補正機構で救えるのではないか」(説明員)とのこと。F1.8としては大きめに感じたが、前玉が大きく立派なレンズという印象も受ける。
一方のSP 90mmは従来モデルと光学系は同一ながら、AF速度などを向上させ使い勝手を高めた。手持ちのマクロ撮影では光軸方向に動くとピンぼけになるため、早いAFはメリットになるとする。タムロンと言えば90mmマクロとあってか、説明員によると来場者の注目度はSP 85mmよりも高いほどだそうだ。
なお、同社のレンズはこれまで簡易防滴のものはあったが、SP 90mmは防塵防滴を謳っている。
交換レンズをパソコンで調整する「TAP-in Console」も新製品。ケース内展示だが実物を見ることができる。
新SPシリーズに対応しており、パソコンと接続してファームウェアアップデートや、AF微調整などのカスタマイズが行える。説明員によると、今後発売するレンズも基本的には対応させていく予定とのこと。