バッテリー駆動も可能な15.6型4K外部モニター

エスケイネットは、バッテリー駆動対応の15.6型4Kモニター「SK-4KM156」を3月中旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は税込16万円前後の見込み。

背面にはVESAマウントを備える

デジタルカメラとHDMIケールで接続し、4K動画を映すための外部モニター。カメラの背面モニターでは全体の構図を見ながらのピント確認が難しかったが、15.6型と大きな画面のため部分拡大をせずともピント合わせが行いやすいとする。

4K対応のデジタルカメラが昨今登場し、4K動画を撮るセミプロやアマチュアが登場したことから企画された製品。4K動画から静止画を切り出すユーザーにも向ける。

アマチュアも4Kで動画撮影する例が増えているという

薄型、軽量設計とした

Vマウントバッテリーで動作するほか、フード付きキャリングバッグ（別売）も用意する

同社によれば、これまでこうした小型サイズの4Kモニターは市場になく、ロケ先で4K対応のパソコン用ディスプレイやテレビを使う例もあったという。今回、小型でバッテリー駆動としたことでAC電源の撮れない屋外で使いやすくなった。

付属のACアダプターのほか、別売の「VESA Vマウントプレート」（3～4万円前後）を使用すれば、Vマウントバッテリーで駆動できる。最小クラスのバッテリーで約6時間使用可能という。

VESA Vマウントプレートを取り付けたところ

4K対応カメラ（ソニーα7S）での使用例

パネルはIGZO IPS。解像度は3,840×2,160ドット。視野角は上下左右176度。輝度は330cd/平方m。コントラスト比は1,000：1。入力端子はHDMI 2.0。HD信号入力時は4K解像度にアップコンバートされる。

こうした外部モニターによく見られるSDI端子、ピーキング表示、放送規格の色域への対応などを省くことでコストを抑えたという。sRGBやAdobe RGB対応も謳っていない。

外形寸法は378×280×32mm。重量は約1.3kg（スタンド込み）、約1kg（スタンド無し）。

デジタルサイネージ用としても訴求。3月発売の4K対応メディアプレーヤー「SK-DSPS4K」（3月発売7～8万円前後）を用意する

SK-DSPS4K