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ピント位置を後から変えられるスマホ「honor6 Plus」

被写界深度も変更可能 イベントには篠山紀信さんが

フュージョン・コミュニケーションズは6月10日、同日に発売するダブルレンズカメラ搭載のスマートフォン「honor6 Plus」の発売記念イベントを都内で開催した。会場には写真家の篠山紀信さんとタレントの河北麻友子さんがゲストとして登場した。

honor6 Plusは2014年12月にワールドワイドで発表されたファーウェイのAndroidスマートフォン。SIMロックフリーとなっており、フュージョン・コミュニケーションズが手がける通信事業者「楽天モバイル」が独占販売する。

外側に2つのカメラを搭載するのが特徴

スマートフォンとしては珍しく、背面に2つの800万画素カメラを搭載しているのが特徴。2つのカメラを使うことで、撮影後にピント位置を変更することが可能となっている。

「ワイドアパーチャ」と呼ばれるこの機能は、2つのカメラの視差を利用することで、被写体の距離情報を取得。再生画面の被写体にタッチすることで、その部分だけにピントを合わせたり、パンフォーカスにしたりできる。また、F0.95〜F16のイメージで被写界深度が変更できるという。

ワイドアパーチャの例。手前の苺にタッチして、フォーカス位置を合わせたところ
奥のソフトクリームをタッチして、ピント位置を移動したところ
“絞り値”のスライダーを動かすとパンフォーカスにすることも可能

2つのカメラで露出の異なる2枚の写真を撮影し、合成することで広いダイナミックレンジの写真を撮影できるHDR機能も備える。一般的なデジタルカメラやスマートフォンでは、複数枚の写真を連続して撮影する同様の機能があるが、honor6 Plusは2つのカメラで同時に撮影するため被写体が動いていてもブレたりしないという。

HDR機能を使えば、逆光でも人物を明るく写せる

また、長時間露光が行える「スーパーナイトモード」も搭載。数秒といった露出により自動車のライトの軌跡などを記録できる。撮影時は三脚の使用を推奨している。

スーパーナイトモードの作例

さらに、センサーを2つ使用することで感度が60%アップしたとする。これにより夜景も従来より鮮明に記録できるとしている。

画素数は外側、イン側カメラとも800万画素。ディスプレイは5.5型のフルHD。OSはAndroid 4.4 Kit Kat。外形寸法は150×75.7×7.5mm。ゴールド、ブラック、ホワイトを用意する。

「写真の表現が広がる」と篠山さん

篠山さんはスマートフォンについて、「写真の歴史は乾板からフィルムに、AFの登場など変化があったが、デジタルカメラの登場が一番凄い。この革命が今スマートフォンとなってポケットからさっと出して、空気のように撮れるようになった」と話した。

イベントは和やかに進行した
「ピントを動かして絞りを開放にするとファンタジーのような写真が撮れる。これがすごくおもしろいし、写真の表現が広がる」(篠山さん)
「使ってみたいと思う機能が多く、全部スマートフォンでできるのが凄いです」(河北さん)

また篠山さんは、先行して使用したhonor6 Plusについて、「なかなか面白かった。他のスマートフォンではできないことができた。(ピント位置の調整は)ちゃんと使いこなして表現するのは奥が深く、熟練がいるのではないか。でもこのカメラ特有の面白さですね。写真全体が絵のようになる。今までのカメラとは異なり、さっと撮れるので表情が硬くならずに撮れると思う。河北さんの写真集をまた作ろうかな(笑)」と感想を述べた。

「また写真集を作ろう」と篠山さんが持ちかける場面も

河北さんもhonor6 Plusの写真について、「スマートフォンで撮ったとは思えない写真ですね。雰囲気があります」と絶賛した。

篠山さんは自らを写し込んでワイドアパーチャの機能を解説。「余計なものはボカせます(笑)」と篠山さん

篠山さんは自分撮りのコツも披露。「カメラをじっと見るのでは無く、わざとカメラを見ないなどしてたくさん撮るのが良い。そして光に敏感になること。その光の場所に自分が来たらどうなるかを考えて撮ってみる。自分の感性で撮るのが大事。50年もやると私みたいに撮れますよ」と会場の笑いを誘った。

honor6 Plusはイン側のカメラが広角になっているのもウリで、3人で自分撮りをしても顔が収まるとアピールした
端末料金は一括で税別4万5,800円
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