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富士フイルム、大口径広角レンズ「XF16mm F1.4 R WR」
換算24mm相当 最短15cmの接写に対応
Reported by 本誌:鈴木誠(2015/4/16 14:04)
富士フイルムは、Xマウント交換レンズ「フジノンレンズXF16mm F1.4 R WR」を5月21日に発売する。店頭予想価格は税別12万円前後の見込み。
35mm判換算24mm相当の広角レンズ。Xマウントの大口径レンズラインナップとしては、XF23mm F1.4 R、XF35mm F1.4 R、XF56mm F1.2 R、XF56mm F1.2 R APDに続く。
レンズ構成は、非球面2枚とEDレンズ2枚を含む11群13枚。歪曲収差を光学的に補正している点を特徴とする。ナノサイズの凹凸構造をレンズ表面に形成する、独自のHT-EBCコーティングを採用。
最短撮影距離は15cm。フローティング機構で近距離撮影時にも収差補正を行ない、接写時も高い描写性能を実現したという。
フォーカスリングに距離指標と被写界深度指標を備える。絞りリングは1/3ステップ。
AFは、後部の比較的小さなレンズを動かすことで高速化するリアフォーカス式。駆動にはDCコアレスモーターを採用した。
鏡筒は防塵防滴および耐低温-10度の仕様。
フィルター径は67mm。9枚羽根の円形絞りを採用する。
最大径×長さは約73.4×73mm。重量は約375g。
別売のレンズフード「LH-XF16」(9月発売予定)を用意。アルミ削り出しパーツを採用する角形フードで、剛性・質感の高さを特徴としている。