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ニコン、D750の“フレア問題”に1月下旬から対応

無償で調整

ニコンとニコンイメージングジャパンは1月9日、「D750」の逆光撮影時に写り込むフレアに関する現象について、サポート案内を更新した。1月下旬から、同現象を低減するサービスを無償で実施するという。

2014年12月29日にWebサイトで告知され、対応方法を検討するとしていた現象。なお、具体的な受付方法などは決まり次第あらためて告知するとしている。

同現象は、太陽や高輝度照明のような光源が画面上端付近にくるシーンで撮影すると、フレアが不自然な形状で写り込む場合があるというもの。同社では、遮光部品の点検と修理、AFセンサーの位置調整を行なうとしている。

D750は、35mm判フルサイズ相当の有効2,432万画素CMOSセンサーを採用するデジタル一眼レフカメラ。同社FX機で初のチルト式液晶モニターを備える。発売は2014年10月15日。実勢価格は、ボディ単体が21万9,550円前後、24-85mmVRレンズキットが27万8,650円前後、24-120VRレンズキットが30万990円前後(いずれも税込)。

(本誌:鈴木誠)