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アポロ月着陸船のハッセルが約9,300万円で落札

ヨドバシカメラ創始者 藤沢氏のもとへ

 ヴェストリヒトオークションは、3月22日の第25回カメラオークションにおいて、ハッセルブラッドの月面着陸船パイロットカメラ「Hasselblad LUNAR MODULE PILOT CAMERA Jim Irwin - Apollo 15」が66万ユーロ(約9,300万円)で落札され、ヨドバシカメラ創始者である藤沢氏のものになったと発表した。スタート価格は8万ユーロ。

 また、同オークションにおいてはライカ(ライツ/ライカカメラ)の出品270アイテムが販売率100%だったとしている。中でもライカM6の木製デザインからワーキングプロトタイプまでをセットとした4台は、今回のライカ最高額という19万2,000ユーロ(約2,700万円)で落札された。スタート価格は4万ユーロ。

 ほかにも“Ur”-Rolleiflex Prototype(ウルローライプロト)は1万8,000ユーロからスタートして7万8,000ユーロ(約1,100万円)に、2台のLorenz Berlin Night Camera(ロレンツナイトカメラ)は1万8,000ユーロから始まり11万4,000ユーロ(約1,600万円)でコレクターの手に渡ったという。

 なお同オークションでは、5月23日14時からドイツ・ウェッツラーのライツパークでライカカメラ社と協同のオークションを開催。ライカカメラ100点、著名なライカフォトグラファーによる作品100点を出品するという。現在、参加希望者の申し込みをメールで受け付けている。

(本誌:鈴木誠)