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【CP+】「PowerShot G1 X Mark II」などコンパクト勢揃いのキヤノンブース

 CP+2014のキヤノンブースは、会期直前に発表された「PowerShot G1 X」をはじめとするコンパクトデジタルカメラのフルラインナップをアピールしていた。

 1.5型CMOSセンサーと35mm判換算24-120mm相当F2-3.9の5倍ズームレンズを搭載するフラッグシップコンパクト。発売は3月中旬。従来モデルより最短撮影距離が短くなったことを実感できる撮影体験コーナーを設けていた。

PowerShot G1 X Mark II
購入者先着プレゼントの限定アクセサリー
PowerShot G1 X Mark IIの作例展示
撮影体験コーナーの様子

 PowerShot N100は、液晶モニター側にもカメラを持つのが特徴のコンパクトデジタルカメラ。PowerShot Nから継承する「クリエイティブショット」も搭載。Wi-Fi、NFCを利用可能。発売は4月下旬。

 撮像素子は1/1.7型有効1,210万画素CMOSセンサー。レンズは24-120mm相当F1.8-5.7の5倍ズーム。液晶モニターはタッチパネル式の3型約92万ドット。

PowerShot N100

 PowerShot SX700 HSは、35mm判換算25-750mm相当の30倍ズームレンズを搭載。撮像素子は1/2.3型有効1,680万画素の裏面照射型CMOSセンサー。Wi-Fi機能を搭載する。発売は2月20日。

PowerShot SX700 HS

 PowerShot SX600 HSは、SX700 HSと比べてレンズを24-450mm相当の18倍ズームとしている。価格とボディサイズを抑えた。Wi-Fi機能を搭載。発売は2月20日。

PowerShot SX600 HS
ワンシャッターで6通りの画像を記録する「クリエイティブショット」の搭載機が増えている。PowerShot Nで初搭載の機能。機種によっては仕上がりのテイストも選べるようになっている

 IXY 630は、1/2.3型有効1,600万画素の裏面照射型CMOSセンサーに25-300mm相当の12倍ズームレンズを組み合わせたモデル。発売は2月20日。「クリエイティブショット」を搭載している。

IXY 630

 IXY 140は、1/2.3型有効2,000万画素のCCDセンサーを採用するモデル。レンズは24-240mm相当10倍ズーム。液晶モニターは約23万ドットの2.7型。Wi-Fi機能は非搭載。発売は2月20日。

IXY 140

 IXY 120は、1/2.3型有効1,600万画素CCDセンサー搭載機。レンズは35mm判換算28-224mm相当の8倍ズーム。Wi-Fi機能は非搭載。発売は2月20日。

IXY 120

 PowerShot D30は、カメラ単体で25m防水を実現したデジタルカメラ。発売は3月中旬。高さ2mからの落下に堪える耐衝撃性能、-10度の耐寒性能、GPS機能を備える。

PowerShot D30

 EOS Kiss X70は、ローエンド一眼レフ「EOS Kiss X50」の後継モデル。X50よりボディを小型化したほか、撮像素子がAPS-Cサイズ相当の有効1,800万画素CMOSセンサーになった。液晶モニターは3型46万ドット。同社最小の一眼レフは引き続きEOS Kiss X7。

EOS Kiss X70
EFレンズの累計生産本数が1億本に近づいたとの展示
奥まで果てしなく続いているように見える展示。来場者が記念撮影していた
EOS M2。会期初日にはCMキャラクターの能年玲奈さんがブースに登場した。その模様は記事末の関連記事にて
AppleのAirPrintに新対応したコンパクトフォトプリンター「SELPHY CP910」。発売は2月20日
超高感度CMOSセンサーの技術展示。動画用の35mmフルサイズセンサーとしていた。天体・自然観測のほか、医療研究用途や監視・防犯用途も見込む
PIXUS PRO LINEの展示
EFレンズのクリーニングコーナー

(本誌:鈴木誠)