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ソニー、光学30倍ズームの「サイバーショットDSC-HX60V」

露出補正ダイヤルやP/A/S/Mモードを搭載

 ソニーは、光学30倍ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ「サイバーショットDSC-HX60V」を3月7日に発売する。

 価格はオープン。店頭予想価格は4万円前後の見込み。

 光学30倍ズームレンズ搭載で世界最小最軽量を誇っていた「サイバーショットDSC-HX50V」の後継モデル。外観はほぼ同じだが、Wi-Fi機能がNFCに対応するなどのアップデートが見られる。

 主な違いは、動画記録時の手ブレ補正に5軸のインテリジェントアクティブモードが加わったことと、AVCHDにフルHDで24Pでの記録モードが可能になったこと。さらに全画素超解像ズームが動画にも対応したことなど。

 また、カメラ内にアプリを導入して機能強化が行なえる「PlayMemories Camera Apps」が利用可能になった。

 撮像素子は有効2,040万画素の1/2.3型裏面照射型CMOSセンサー。

 レンズは焦点距離24-720mm相当(35mm判換算)F3.5-6.3の光学30倍ズーム。

 露出補正ダイヤル、P/A/S/Mの露出モード、GPS機能、Mi(マルチンターフェイス)シューといった前モデルの装備も引き継ぐ。コンパクトデジタルカメラでは珍しく、絞りは8段階で設定が可能。

 AVCHD、またはMP4形式での動画記録が可能。最大1080/60p、28Mbpsでの記録が行なえる。

 液晶モニターは3型約92.1万ドット。

 記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード、およびメモリースティックXC-HGデュオ/PROデュオ/PRO-HGデュオなど。

 バッテリーにはNP-BX1を使用する。撮影可能枚数は約380枚。

 外形寸法は108.1×63.6×38.3mm。質量は約272g(バッテリー、記録メディア含む)。

(本誌:折本幸治)