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ニッシン、単3電池4本使用で世界最小のクリップオンストロボ

上下左右へのバウンス発光も可能

 ニッシンジャパン株式会社は、小型のクリップオンストロボ「スピードライトi40」を発表した。単3形電池4本を使用するクリップオンストロボとして、大幅な小型化を実現したという。

 キヤノン用、ニコン用を4月に発売予定。その後、ソニー用とフォーサーズ用(マイクロフォーサーズも使用可能)を6月に発売する予定。

 価格はオープン。店頭予想価格は2万円前後の見込み。直販での販売が予定されており、一般店頭への出荷は検討中という。

 2月13日に開幕するイベント「CP+2014」に出品される。

 上下左右の首振り機構を備え、バウンス発光に対応したクリップオンストロボ。「高性能化するミラーレス機のボディサイズに合わせ、小型でフル機能のクリップオンストロボを開発した」という。

 電源は単3形電池4本を使用。小型のクリップオンストロボの多くが電池2本を採用する中、チャージ速度や電池寿命で有利な4本とした。発光間隔は0.1〜4秒。

 外形寸法は約85×61×85mm。単3形電池4本を使用する、最大ガイドナンバー40以上のTTLオート対応クリップオンストロボにおいて世界最小としている。

一眼レフカメラ装着イメージ
ミラーレスカメラ装着イメージ

 ガイドナンバーは40(ISO100/m、照射角105mm)、27(ISO100/m、照射角35mm)。

 カバー焦点距離は24-105mm以上。小型のクリップオンストロボでは珍しく、ズーム機構も備えている。

 ヘッドは上90度、左右各180度に可動。ワイドパネル、キャッチライトパネルも装備。

 また、各カメラメーカーのワイヤレスTTLと互換性があるという。

 本体前部にはLEDビデオライトを搭載。ニッシンのクリップオンストロボでは初という。また、ホットシュー取り付け部にワンボタン式ロック機構が採用されているが、これもニッシンのクリップオンストロボで初となる。

 FE/FVロック、後幕シンクロ、ハイスピードシンクロに対応する。

 専用ディフューザー、ソフトポーチ、三脚ネジ穴付きスタンドが付属する。

(本誌:折本幸治)