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プロフォト、キヤノン・ニコンTTL対応のモノブロックストロボ

ワイヤレスシステムにも対応

 プロフォトは、TTL調光とワイヤレスシステムに対応したバッテリー式モノブロックストロボ「B1 500 Air TTL」を6日に発売する。価格は24万1,500円。

 500Wsのモノブロックストロボ。本体にバッテリーを備えることに加え、同社のワイヤレスシステム「Air」に対応した無線レリーズが可能。ケーブルを意識すること無く電源の確保できない屋外でも自由にセッティングできるとする。

 さらに、キヤノンおよびニコンのTTL調光に対応した。容易に適正露出が得られることから、モノブロックストロボの入門ユーザーにも適するという。複数のB1 500 Air TTLを使用しても、適正露出を維持したまま個々のストロボの出力バランスを変えることもできる。

使用例
バッテリー

 TTL対応のトランスミッターとして、キヤノン用の「Air Remote TTL-C」(4万7,250円、同日発売)とニコン用の「Air Remote TTL-N」(価格未定、2014年発売)を用意する。トランスミッターはカメラのホットシューに装着して使用し、キヤノン用はE-TTL IIに対応する。有効範囲は300m。

Air Remote TTL-C

 B1 500 Air TTLは1回の充電につき、約220回フル発光できる。付属充電器での充電時間は2時間。オプションの「バッテリーチャージャー4.5A」(2万6,250円)では1時間で充電できる。

 出力レンジは9段で、最小0.1段刻みで調節できる。モデリングライトは消費電力に配慮し、従来のハロゲンランプではなく20WのLEDを採用した。球切れがないのもメリットとする。70Wのハロゲンランプ相当の光量という。アンブレラなどは、従来のプロフォト製アクセサリーを使用可能。

モデリングランプにLEDを採用した。

 閃光時間の短いフリーズモードも搭載し、最短1/1万9,000秒の発光が可能。

 発光間隔は0.1~1.9秒。クイックバーストモードでは20回/秒の発光も可能となっている。

 B1 500 Air TTLの外形寸法は31×14×21cm、バッテリーを含む重量は3kg。

 Air Remote TTL-Cの外形寸法は77×60×40mm。バッテリー(単4電池×2本)を含む重量は75g。

同梱のケース。

(本誌:武石修)