シグマ、「35mm F1.4 DG HSM」ニコン用を18日に発売

　シグマは、交換レンズ「35mm F1.4 DG HSM」のニコン用を18日に発売する。価格は12万3,900円。シグマ用とキヤノン用が発売済みで、ソニー用とペンタックス用の発売日は引き続き未定。

　35mmフルサイズのイメージサークルをカバーする大口径広角単焦点レンズ。「あらゆる設計要素を最高の光学性能と豊かな表現力に集中して開発、高水準の芸術的表現を叶える」というArtラインに属する。AF駆動は超音波モーター「HSM」。

　レンズ構成は11群13枚。蛍石と同等の性質を持つというFLD（“F”Low Dispersion）ガラスとSLD（Special Low Dispasion）ガラスを採用。レンズのパワー配置を最適化することで倍率色収差と軸上色収差を補正した。コマ収差の補正によって、画面周辺部の点光源の滲みも少ないとする。近接撮影でも高い描写性能を発揮するというフローティングインナーフォーカスを採用。

　ファームウェアのアップデートや合焦位置の調整ができる「USB DOCK」（2013年発売）に対応する。

　最短撮影距離は30cm。最大撮影倍率は1：5.2。絞りは9枚の円形絞り。外寸は77×94mm（最大径×全長）、重量は665g（数値はシグマ用）。