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DxO Optics Pro 8が「E-PM2」「E-PL5」「NEX-6」などに対応

パッケージ版を18日に発売

 ソフトウェア・トゥーは、RAW現像ソフト「DxO Opitcs Pro 8」の日本語パッケージ版を2013年1月18日に発売する。価格はエリート版が2万9,900円、スタンダード版が1万4,900円。対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS 10.6/10.7。

 DxO Opitcs Pro 8はこれまでダウンロード版のみの提供だったが、このほどパッケージ版の発売が決定した。当初はキャンペーン版としてエリート版を1万9,900円、スタンダード版を9,900円で提供する。2012年9月1日以降にDxO Opitcs Pro 7を購入したユーザーは無償で新バージョンにアップデートできる。

 なお同日公開したv8.1では、オリンパス「OLYMPUS PEN mini E-PM2」、「OLYMPUS PEN Lite E-PL5」、キヤノン「PowerShot G15」、キヤノン「PowerShot S110」、ソニー「NEX-6」に対応した。

 その他のv8.1の更新内容は以下の通り(サポートページより引用)。

  • DxO Optics Pro v8.1 DxO光学モジュールを更に追加し、今回新しく150個近いカメラとレンズの組み合わせをサポートしました。対象カメラは、Canon、Olympus、Sonyで、対象レンズはCanon、Olympus、Sigmaです。この中には、熱望されていたCanonカメラ用のSigma 35mm F1.4 DG HSMが入っています。これはSigmaの新しいArtライン最初のレンズで、風景、ポートレート、静物、マクロ、ルポルタージュ写真のために開発されています。
  • DxO Optics Pro v8.1では、新たにカラーレンダリングとプリント時の画像シャープネスを調整できるようになりました。
  • DxO Optics Pro v8.1にはプリントモジュールにユーザー自身が直接ICCカラープロファイルを選択できる新オプションが追加され、印刷時のレンダリングをマネージメントできるようになりました。
  • 更に、プリントモジュールに画像のシャープネスを強調できるスライダが追加され、プリントサイズに応じて画質を調整できるようになりました。
  • DxO Optics Pro v8.1には画像ファイルのEXIF情報をすべて削除することのできるオプションが追加されました。これでオンラインで共有する場合に、出力されるJPEG および TIFF画像サイズを抑えることが可能になりました。
  • DxO Optics Pro v8.1のその他の改善点としては、表示とサムネイル画像のキャッシュファイルのディスク上でのサイズをプリファレンスで確認できるようになりました。
  • また、DxO光学モジュール管理のウィンドウが改善され、インストールされているかにかかわらず全てのカメラとレンズの組み合わせが表示されるようになりました。
  • 既にMac版で実現されている改善のいくつかが、今回Windows版で採用されました。例えば、ズーム率のよって画面で確認できない補正項目が、直接補正パレットのタイトルの右側に三角マークで表示されるようになり、中央の表示画面がすっきりしました。
  • DxO Optics Pro 8 の画像表示と処理にはOpenCL高速処理(Windows版のみ)が使われていますが、DxO Optics Pro v8.1 では、コンピュータに内蔵されているグラフィックカードがOpenCLをサポートしている場合、ユーザー自身がその使用するかどうかを選択できるようになりました。

 DxO Opitcs Proは、カメラとレンズそれぞれの自動補正を行なうDxO光学モジュールの搭載を特徴とするRAW現像ソフト。最新版では、RAW画像の色収差補正を改善し、DxO光学モジュール内蔵のデータと画像のコンテンツを同時に解析して補正を行なう。

(本誌:武石修)