ペンタックス、全域F2.8の望遠Qレンズ「PENTAX-06 TELEPHOTO ZOOM」


 ペンタックスリコーイメージング株式会社は、Qマウント用の望遠ズームレンズ「PENTAX-06 TELEPHOTO ZOOM」を11月上旬に発売する。ズーム全域で開放F2.8を実現している。

 価格はオープン。店頭予想価格は2万円台半ばの見込み。



 広角端から望遠端まで開放F値F2.8の大口径ズームレンズ。35mm判換算で焦点距離83-249mm相当の画角をカバーする。実焦点距離は15-45mm。

 レンズ構成は10群14枚。そのうちED(特殊低分散)ガラス2枚、異常低分散ガラス1枚を使用。ズーム全域で色収差を良好に補正したという。

 レンズ前面には、汚れに強いSP(Super Protect)コーティングを採用する。

 AFでのピント合焦後に、切替なしでマニュアルでのピント合わせが可能な「Quick-Shift Focus System」(クイックシフトフォーカスシステム)にも対応。

 最短撮影距離は1m。最大撮影倍率は約0.05倍。

 鏡胴は沈胴式。収納状態にすると全長56mmとなる。最大径は50mm。フィルター径は40.5mm。質量は約90g。

 専用のプラスチック製丸型フード「PH-RBA40.5」も11月上旬に発売。価格は3,000円前後の見込み。



【11時30分】記事初出時、フード未装着の製品画像が誤って樹脂マウントのものになっていましたが、正しい金属マウントのものに差し替えました。

(本誌:折本幸治)

2012/9/11 10:13