ケンコー・トキナー、「AT-X 116 PRO DX II」ニコン用を4月6日に発売
ケンコー・トキナーは16日、交換レンズ「AT-X 116 PRO DX II」のニコン用について、発売日を決定した。4月6日に発売する。発表当初、3月下旬の発売を予告していた製品。キヤノン用の発売時期は7月下旬で変わりはない。
AT-X 116 PRO DX II |
トキナー(当時)が2008年2月に発売した「AT-X 116 PRO DX」の後継機種。価格は9万4,500円。
静音性の高いDCモーター(SD-Silent Drive-Motor)を新たに内蔵したほか、高分解能GMRセンサーをフォーカス直下に搭載。一般的な回転検出センサーより高精度のフォーカス制御を可能とし、AF速度を速めた。
P-MO非球面レンズを前群に配置し、後群のガラスモールド非球面レンズと合わせてディストーションを補正しつつ、各収差を補正したという。さらに、蛍石に近いというSD(超低分散)ガラス「FK03」を2枚採用。色収差を低減している。また、従来モデルのマルチコーティングを改善したことで、シャドー部の階調がよりなめらかになったという。
レンズ構成は11群13枚。絞り羽根は9枚。最短撮影距離は0.3m。最大撮影倍率は1:11.6。フィルター径は77mm。サイズは84×89.2mm(最大径×全長)。重量は550g。花形バヨネットフード「BH-77A」が付属する。
2012/3/16 11:37