ソニー、「Newα始動」特別体験会を銀座ソニービルで開催

〜α77、α65、NEX-7、NEX-5Nを展示

 ソニーは3日、「Newα始動」特別体験会を銀座ソニービル8階で行なった。8月24日発売の新製品「α77」「α65」「NEX-5N」を紹介するイベント。翌4日にも開催する。時間は11時〜19時。

会場の様子NEX-7を筆頭に、新製品を一堂に展示
プリントによる作品を数多く展示撮影コーナーではα77、α65、NEX-5Nを試せる

 会場ではタッチ&トライコーナーを設け、α77(10月14日発売)、α65(10月14日)、NEX-7(9月9日発売)の実機を手にとって試せる。ただし11月発売のNEX-7のみはモックアップでの展示にとどまり、動作する機体はなかった。

 来場者の反応で目立つのは、EVFの感想だという。今回はAマウント機のα77およびα65のみならず、Eマウント機のNEX-5Nも外付けEVFに対応したことから、XGA有機ELファインダーのクオリティに関心が集まった模様だ。「予想以上にクリアできれい」との声もあり、ソニーでは手応えを感じているようだ。

 また、同時発表の新アクセサリー類も会場に取り揃えられている。中でも人気は、NEX用の新Aマウントアダプター「LA-EA2」。今回からトランスルーセントミラーテクノロジーによる位相差AFが利用できるとあって、熱心なAマウントレンズユーザーからの質問が絶えなかった。

NEX-7は動作しないモックアップだった
NEX-7
NEX-5NNEX-5N
新AマウントアダプターLA-EA2の使用例。EVFのFDA-EV1Sも会場に用意されていた。装着レンズは左がDT 50mm F1.8 SAM、右が100mm F2.8 Macro
α700以来、久しぶりの中級機の新製品となるα773軸チルト液晶モニターを搭載
手前に引き出して回転できるので、縦位置撮影時、雲台や縦位置グリップに干渉しにくい
α77のカットモデル
エントリークラスのα65。従来機α55を引き継ぐ外観だが、一回り大きくなり、α55よりボタン配置に余裕が見られる
α77に縦位置グリップのVG-C77AMとクリップオンストロボHVL-F43AMを装着
ボディバッグ風のコンパクトなソフトキャリングケースLCS-EMEも展示品があった。内部には可動式の中仕切りを装備。NEXシリーズに合うという
一見スリングバッグのようなLCS-BP2。実際には上部と全部に開口部を持つ2気室タイプのバックパック。内部はシナバーカラー
ショルダーバッグのLCS-SC21。こちらも内部の配色として、αAマウント伝統のシナバーカラーを採用する

 4日の11時30分〜、14時〜、16時〜からは、小澤忠恭氏によるトークショーも行なわれる。会場には小澤氏の作品も数多く展示してあった。

 ちなみに3日からソニービルの屋外イベントスペースには、北海道名寄市産のひまわり畑が出現。物産品の販売もコーナーも設けるという

北海道名寄市のひまわりが銀座ソニービルに出現。9月11日まで

 ソニーマーケティングは今後、札幌(10月1日)、仙台(10月8日)、広島(10月8日)、福岡(10月1日)でも体験会を開催する予定。



(本誌:折本幸治)

2011/9/3 19:30