ソニー、“白画素”を追加したデジカメ用液晶モジュール


 ソニーは10日、“白い画素”を追加したデジタルカメラ向け新型液晶モジュール「WhiteMagic」(ホワイトマジック)を商品化したと発表した。10月上旬から出荷を開始する。サンプル価格は5,000円。

3型123万ドットのWhiteMagic(ACX432AKM)

 WhiteMagicは従来のRGB画素に加えて、W(白)画素を加えた「RGBW方式」を採用した液晶モジュール。今回商品化したのは、3型123万ドット(640×RGBW×480。フルVGA)低温ポリシリコンTFTの「ACX432AKM」。色再現性はNTSC比60%。コントラスト比は1,000:1。視野角は上下左右160度。

 白画素を加えると画像劣化に繋がる傾向があるが、WhiteMagicでは新開発のアルゴリズムによって入力画像を処理。画質劣化無く表示できるという。

 これによりバックライトの消費電力を約半分にしても、従来と同じ明るさを維持できる「低消費電力モード」の搭載が可能になった。また、これまでに比べて輝度を約2倍に向上させ、屋外での視認性を高められる「屋外モード」も搭載する。

 低消費電力モード時の表面輝度は470cd/平方m、消費電力は225mW(バックライト125mW)。屋外モードは同1,000cd/平方m、400mW(バックライト300mW)となる。

 WhiteMagicは、スマートフォンなどのモバイル機器向けにも応用可能という。


(本誌:武石修)

2011/8/10 15:29