オリンパス、“3Dフォト撮影”対応タフネス機「Tough TG-610」

　オリンパスは、タフネスコンパクトデジタルカメラ「Tough TG-610」を3月中旬に発売する。価格は3万3,000円前後の見込み。シルバー、ブラック、ブルー、レッドを用意する。

シルバー	ブラック

ブルー	レッド

　5m防水（IPX8）、防塵（IP6X）、1.5mからの耐落下性能、-10度の耐寒性能などを備えるタフネス機。従来モデルからタフネス性能、画素数、レンズなどは引き継いでいるが、約92万ドットの3型液晶モニターなどを新採用した。

　新機能として「3Dフォト撮影機能」も搭載した。シャッターを押してカメラを横にスライドするだけで3Dデータが完成する。保存形式はMPOとJPEG。3D対応のテレビやパソコンで立体視ができる。

上面	背面

オプションのシリコンカメラジャケット「CSCH-94」（3,150円）	オプションの防水プロテクター「PT-051」（2万6,250円）

　水中専用のシーンモードを引き続き搭載するほか、画質設定機能マジックフィルターには新たに「水彩」と「クリスタル」が加わった。クリスタルは、「キラキラと光が交差するラグジュアリーな雰囲気」になるとしている。画像処理エンジンは「TruePic III」。

　そのほか、ほかのオリンパス春モデルと同様に猫と犬の顔を自動で検出できる「ペットモード」も利用できる。撮影時に肌を滑らかに描写する「ビューティーモード」、撮影後に肌や瞳を補正する「ビューティーメイク」機能も備える。

　無線LAN機能付SDカード「Eye-Fi」にも正式対応する。オンラインフォトサービス[ib on the net]などにワイヤレスでアップロードできる。