ジャングル、「Zoner Photo Studio 12」がRAW対応を拡大

　ジャングルは13日、写真管理・編集ソフト「Zoner Photo Studio 12 Professional」と「Zoner Photo Studio 12 Home」の最新アップデータを公開した。更新するといずれもビルド10になる。

Zoner Photo Studio 12

　両者共通の更新内容は以下の通り。

• エディタ:10bitディスプレイモードを追加
• エディタ：切り取り機能:フレーム境界線の切り取りに関して不具合を解消
• エディタ:エディタのブローアウト表示が、初期設定でセッティングに対応していなかった不具合を解消
• エディタ:テキストを入力する時、DejaVuフォント使用に伴って生じる不具合を解消
• ブラウザ:FacebookおよびFlickrアップロードのウィザード機能を追加
• ブラウザ:画像回転の際、読み込み専用のフラグが、正常に機能しなかった不具合を解消
• ブラウザ:マネージャーから画像回転を行う際、ファイルへのアクセスに関する不具合を解消
• ブラウザ:デバイスからのコピー機能:MTS フォーマット（パナソニックLUMIX:ビデオファイル）をサポート
• ブラウザ:モノクロームTIFFファイルの回転に際して、色が反転していた不具合を解消
• フィルタおよび効果：テキストオーバーレイ機能:ネガティブ・オフセット使用が不可能であったテキスト・ポジションエラーを解消
• フィルタおよび効果:読み込み専用ファイルに対応出来なかったGPS 座標の不具合を解消
• フィルタおよび効果:サイズ変更機能のウィンドウに際して、ユーザーの細かい初期設定を認識出来なかった不具合を解消
• 印刷:印刷領域を最大まで拡張
• 印刷:ホワイト背景を伴う画像において、印刷不可能な部分がプレビュー表示されなかった不具合を解消
• GPS:Google Maps上において、GPS座標（追加/表示）を伴う処理速度の改善
• WIAを利用したデバイスからの画像コピー:カメラのカウンターがオーバーフローした際、ネーミングに関して生じていた不具合を解消
• そのほか不具合の改修

　Professional版では上記に加え下記の変更も行なった。

• エディタ:キャノンEOS 500D（EOS Kiss X3）の画像にフォーカスポイント・ディスプレイ機能を追加
• RAW:キャノンPowerShot S90に対応
• RAW:「Windows XP スタイルDPIスケーリング」の使用オプションがアクティブの状態で発生していた不具合を解消
• RAW:ライカX1のDNGファイルをエディタで表示した際、小さいプレビューしか表示されなかった不具合を解消

　Zoner Photo Studio 12は、画像の管理やレタッチ機能を備える統合画像ソフト。マルチコアCPUに対応している。Professional版は、RAW現像、16bitカラーチャネルへの対応可否、HDR合成、トーンカーブ編集などに対応する。発売は2010年4月。価格はProfessional版が1万290円、Home版が6,980円。