ニコン、「COOLPIX P100」最新ファームウェアを公開

〜「ゆがみ補正」と「ブラケティング」の同時利用が可能に

 ニコンは9日、高倍率ズームデジタルカメラ「COOLPIX P100」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は1.1。

COOLPIX P100

 ファームウェアVer.1.0からの変更点は次の通り。

  • 「ゆがみ補正」と「ブラケティング」の同時設定を可能にした。
  • シーンモードの「夜景」において、連写で撮影を行なうと照明が緑色になる現象を修正。
  • モードダイヤルを「U」(ユーザーセッティング)モードに設定し、「再生」ボタンで起動を行なった後に「MENU」ボタンを押すと、エラー表示になる現象を修正。
  • ズームレバーを「T」側へ動かし、すばやく「W」側に動かすと、ズーム動作が停止する現象を修正。
  • モードダイヤル「S」モードにおいて、設定したシャッタースピードで露出不足時になった場合、シャッタースピード表示が点滅しない現象を修正。

 COOPIX P100は、1/2.3型有効1,030万画素の裏面照射型CMOSセンサーや、光学26倍ズームレンズなどを採用。上下チルト式の3型液晶モニターを備える。発売は2010年3月。発売時の店頭価格は5万円前後。




(本誌:折本幸治)

2010/11/9 16:56