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キヤノン、約1億2,000万画素のCMOSセンサーを開発発表


約1億2,000万画素のCMOSセンサー

 キヤノンは24日、APS-Hサイズで約1億2,000万画素(1万3,280×9,184ピクセル)のCMOSセンサーの開発に成功したと発表した。2010年8月20日時点で世界最高画素数としている。

 同社が製品化しているAPS-Hサイズのセンサーは、「EOS-1D Mark IV」に搭載している約1,610万画素。新開発のCMOSセンサーは、EOS-1D Mark IVに搭載しているセンサーの約7.5倍となる約1億2,000万画素を有しており、解像度が2.4倍に向上したという。撮像画面サイズは約29.2×20.2mm(EOS-1D Mark IVのセンサーは27.9×18.6mm)。

 同社によると、CMOSセンサーでは多数の画素を並列処理する際、信号数の増加によって生じる信号遅延やタイミングのわずかなずれが問題となるとしており、読み出し回路のタイミング制御方法を工夫することでセンサー信号の読み出しを高速化し、1秒間に最高約9.5コマの出力を可能にしたという。

 また新開発のCMOSセンサーは、フルHD(1,920×1,080ピクセル)の動画を出力する機能も備える。センサー全体のうち、約1/60の任意の領域をフルHD動画として出力できるとしている。

 なお、現在キヤノンが製品化しているセンサーのうち最高画素数を有するのは、デジタル一眼レフカメラ「EOS-1Ds Mark III」と「EOS 5D Mark II」に搭載している35mmフルサイズ、約2,110万画素のCMOSセンサー。同社では、2007年にAPS-Hサイズで約5,000万画素のセンサーの開発に成功している。



(本誌:関根慎一)

2010/8/24 19:41