パナソニック、AVCHD対応の24倍ズーム機「LUMIX DMC-FZ100」を海外発表


 パナソニックは21日、25mm相当からの24倍ズーム機「LUMIX DMC-FZ100」および「LUMIX DMC-FZ45」を海外で発表した。国内での発売は未定。

LUMIX DMC-FZ100LUMIX DMC-FZ45

 2009年8月発売の「LUMIX DMC-FX38」に類似するフォルムの高倍率ズーム機。ただしレンズをさらに高倍率化したほか、フルHD記録のAVCHDに対応(DMC-FZ38はAVCHD Liteに準拠)。背面にジョグダイヤルを備えるなどの進化が見られる。

 共通の特徴として、どちらも焦点距離が25-600mm相当の光学24倍ズームレンズを搭載。撮像素子はともに有効1,410万画素で、20.1万ドットの0.2型EVFを備える。露出モードはマニュアル、シャッター速度優先、絞り優先、プログラムが選択可能。「Intelligent Resolution」(IR、超解像技術)も有する。

LUMIX DMC-FZ100

 AVCHD形式のフルHD(1,920×1,080ピクセル、60i)動画記録に対応。ステレオマイクを内蔵する。画像処理エンジンは新開発の「ヴィーナスエンジンFHD」。シーン認識機能「iA」(インテリジェントオート)には、動き認識によるISO感度の増減とコントラスト補正などにより高速なシャッタースピードを維持する「Motion Deblur Mode」を新たに装備した。「LUMIX DMC-FX70」に搭載している「ブレピタモード」と同等のものとみられる。

 約46万ドットの3型フリーアングル式液晶モニターを備えるほか、ホットシューを装備している。

 ISO感度は100~6400。1600以上は画素混合となる。記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。内蔵メモリーは約40MB。miniHDMI端子も備える。電源はリチウムイオン充電池。CIPA準拠の撮影可能枚数は約410枚。

 本体サイズは124.3×81.2×95.2mm、重量は540g(バッテリーと記録メディアを含む)、496g(本体のみ)。

LUMIX DMC-FZ45

 LUMIX DMC-FZ100からフリーアングル式液晶モニター、ホットシュー、Motion Deblur Modeを省略したモデル。動画記録解像度は最大720p(1,280×720ピクセル、60p)にとどまり、コーデックもAVCHD LiteもしくはMotion JPEGのみとなっている。

 液晶モニターは約23万ドットの3型。ISO感度は80~6400。1600以上は画素混合となる。記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。内蔵メモリーは約40MB。miniHDMI端子も備える。電源はリチウムイオン充電池。CIPA準拠の撮影可能枚数は約580枚。

 本体サイズは120.3×79.8×91.9mm、重量は498g(バッテリーと記録メディアを含む)、454g(本体のみ)。



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2010/7/21 20:44