フリービット、Android OS搭載の「クラウドデジタルフォトフレーム」

〜“ServersMan”同士の連携にも対応。継続課金型販売も

ServersMan Cast@net

 フリービット、ドリーム・トレイン・インターネット、エグゼモードの3社は26日、Android OS搭載のネットワーク対応デジタルフォトフレーム「ServersMan Cast@net」を発表した。価格は2万4,800円。7月1日より直販サイトで予約受付を開始する。

 また、月額2,100円の12回払いも7月9日より選択できる。発送は7月中旬~下旬の見込み。一部量販店での販売も予定。

 フリービットのモバイル機器向けサーバーソフト「ServersMan」をプリインストールしたデジタルフォトフレーム。フリービットとエグゼモードが2009年に発表した低コストネットワーク家電「Ubiquitous CEプラットフォーム」の第1弾製品となる。

 液晶ディスプレイはタッチパネル式。Webサーバーとしても動作するため、デジタルフォトフレーム本体に保存した写真をそのままWebサイトで公開できる。フリービットでは本製品を「クラウドデジタルフォトフレーム」と呼称。

 また、各種ソフトを併用することにより、無線LAN経由で写真をやりとりできる。フリービットでは、写真撮影機能を持つiモード、iPhone、Android、Windows Mobileなどの携帯端末に、ServersMan提携ソフト「Scooop」を導入することで、写真撮影直後にServersMan Cast@netへ画像を転送する、といった使い方を例に挙げている。

 Android OSのバージョンは1.5。Webブラウザ「Chrome」やメールソフトを標準で搭載するほか、Word、Excel、PowerPoint、PDF対応ビューワー(体験版)、ミュージックプレイヤー、ムービープレイヤーなどのアプリケーションが動作するとしている。ただし、GPSやマイクを使用するものは利用できない。

 さらに、PCのブラウザからServersMan Cast@netに保存したファイルを操作できる「Air Display」機能を備える。ファイルの編集、移動、テキスト入力などを行なえる。

Air Displayの使用例

 液晶ディスプレイは解像度800×600ドットの8型。無線LANの通信形式はIEEE802.11b/g/n。10/100BASE TXポートを備え、有線でのLAN接続にも対応する。また、USBポートも装備。3Gモデムを利用することで、3G通信が可能となっている。

 対応メディアはSDHC/SDメモリーカード。無線LAN内蔵SDカード「Eye-Fi」にも対応する。メインメモリーは256MB。ストレージ用内蔵メモリーは2GB。



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2010/6/23 19:36