シグマ、「APO 50-500mm DG OS」ソニー用の発売日を決定


APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

 シグマは14日、手ブレ補正機構付き超望遠ズームレンズ「APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM」のうち、発売予定だったソニー用の発売日を5月21日に決定した。価格は19万8,975円。

 約4段分の補正効果を持つという手ブレ補正機構「OS」を搭載する超望遠ズームレンズ。35mm判のイメージサークルに対応する。ボディ内手ブレ補正機構を備えるαボディでも、レンズ内手ブレ補正機構を利用できる。

 キヤノン用、シグマ用、ニコン用が発売済み。2月22日の発表時に発売予定としていたペンタックス用の発売日は未定。

 従来製品の「APO 50-500mm F4-6.3 EX DG HSM」の最短撮影距離100~300cmを50~180cmに短縮。広角端での開放F値をF4からF4.5とした。特殊低分散SLD(Special Low Dispersion)ガラス4枚を引き続き採用する。

 また、別売のテレコンバーター「APO TELE CONVERTER 2x EX DG」および「APO TELE CONVERTER 1.4x EX DG」を装着可能。価格は2xが3万3,600円、1.4xが2万9,400円。

 レンズ構成は16群22枚。最大撮影倍率は1:3.1。絞り羽根は9枚の円形。フィルター径は95mm。APS-Cサイズのデジタル一眼レフカメラを使用する場合は、付属のステップダウンリングを用いることで86mm径のフィルターを装着できる。

 本体サイズは104.4×219mm(最大径×全長)、重量は1,970g(数値はシグマ用)。ケース、花形フード「LH1030-01」、ステップダウンリング、ショルダーストラップ、三脚座「TS-31」が付属する。

付属のステップダウンリング

(本誌:鈴木誠)

2010/5/14 12:29