カールツァイス、CPU内蔵のFマウントレンズ「ZF.2」シリーズを発表



「ZF.2」シリーズ

 カールツァイス(Carl Zeiss)は16日、CPUを内蔵したFマウントレンズ「ZF.2」を計8本発表した。

 海外では「3.5/18」、「2.8/21」、「2/35」、「1.4/50」、「2/50」、「1.4/85」の6本を11月末に発売する。また、「Distagon(ディスタゴン)T* 2/28 ZF.2」と「Macro Planar(マクロプラナー)T* 2/100 ZF.2」を2010年春に発売する。価格はいずれのレンズも、545~1,386ユーロの間になるとしている。国内での発売は未定。

 ZF.2レンズは、ニコンのFマウントに対応した既存の「ZF」レンズに電気接点とCPUと搭載した製品。ただし写真を見る限り、ZFにあった露出計連動爪(いわゆるカニ爪)が失われたように見える。レンズに関するExifデータの記録にも対応するという。




(本誌:武石修)

2009/11/17 16:41