デジタルカメラ国内出荷台数が8%減にまで復調

~CIPA2009年6月統計より

 一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は、2009年6月のデジタルカメラ、交換レンズ、フォトプリンターの生産出荷統計を発表した。

 デジタルカメラ全体の生産実績は、766万833台(前年同月比79.1%、以下同)、金額ベースで1,080億5,686万円(72.9%)。

 このうち国内出荷は72万998台(92.2%)、162億2,388万3,000円(84.5%)。台数ベースで4カ月連続での減少となったが、4月の71.5%を底に、2桁台の落ち込みから初めて脱した。レンズ一体型は61万3,183台 (91.7%)、110億5,149万5,000円(81.9%)。レンズ交換式一眼レフタイプが10万7,815台(95.3%)、51億7,238万8,000円(90.4%)。

 海外出荷は678万5,179台(75.0%)、1,092億379万5,000円(67.1%)。

 一眼レフ用交換レンズの生産実績は142万5,105本(111.3%)、183億7,584万3,000円(82.1%)。国内出荷は35mm用レンズが2万2,581本(65.7%)、9億8,413万1,000円(62.4%)。デジタル専用レンズは14万6,840本(106.2%)、25億4,552万円(102.5%)。

 民生用A4未満フォトプリンターの国内出荷は1万7,957台(58.1%)、1億3,751万7,000円(54.9%)。



(本誌:鈴木誠)

2009/8/3 15:19