ソニー、「SWPA 2009」巡回展のオープニングレセプションを開催
ギャラリーの様子 |
ソニーは2日、タイトルスポンサーを務める写真コンテスト「Sony World Photography Awards (SWPA) Cannes 2009」受賞作品巡回展のオープニングレセプションを都内で行なった。場所は巡回展会場でもあるホテルグランパシフィックLE DAIBA内「GALLERY 21」。
受賞作品の巡回展は、グローバルツアーとして世界10都市で開催する。東京展は台場と銀座で開催。いずれも入場無料。台場会場には受賞作品44点を展示している。
台場会場は、ホテルグランパシフィックLE DAIBA(東京都港区台場2-6-1)3階 GALLERY 21。期間は6月2日~6月14日。時間は10時~20時。
銀座会場は、ソニービル(東京都中央区銀座5-3-1)8階 OPUS。期間は6月6日~6月8日。時間は11時~19時。
オープニングレセプションでは巡回展の開始にあたり、World Photography Awards Company会長のスコット・グレイ氏が挨拶した。「SWPAは、学生プログラムやグローバルツアーといった、次世代写真家の育成プログラムを通して、プロとアマチュアの写真家にユニークな場を提供していると思う。今年は24万人が参加し、公式Webサイトへのアクセスは1億ヒットと、1年で約2倍になった」と実績を評価するとともに、今後も世界各地の写真家の参加を促すことについても示唆。同氏は最後に、「この1年間、写真産業と写真家のために作り上げてきたイニシアティブは、ソニーとのパートナーシップなしではなしえなかった」と謝辞を述べ、挨拶を締めくくった。
World Photography Awards Company会長のスコット・グレイ氏 | ソニー株式会社パーソナルイメージング&サウンド事業本部AMC事業部長の勝本徹氏 |
続いて、ソニー株式会社パーソナルイメージング&サウンド事業本部AMC事業部長の勝本徹氏が登壇した。SWPAについては「今年は、昨年世界中でワールドツアーを催したおかげもあって、参加者の層がさらに拡がった。幅広い層のカメラマンの方に参加いただけて、ありがたく思っている」と話した。
また、デジタル一眼レフカメラについても言及。「ミノルタの資産である『α』を受け継ぎ、α100を出してから今年で3年。今年は一眼レフカメラに触ったことのない人たちに向け、撮り始めてすぐに楽しめるようなカメラを投入してみた。また、組織改革でAVと一緒になった。カメラにステレオがつくかどうかはわからないが、今後も面白いものを作っていきたい。カメラマンの裾野を広げるという意味でも、写真文化に貢献できたらと思っている」と抱負を語った。
日本人受賞者の橋本タカキ氏。数と内容のバランスを考え、応募作品を絞ったという | おなじく日本人受賞者の阿野太一氏。「写真がきちんと評価されるのはうれしい」と喜びを語った |
会場には25日発売の「α380」、「α330」、「α230」も展示していた | デジタルフォトフレームでは受賞作品のスライドショーを再生 |
Sony World Photography Awardsは、ソニー・ヨーロッパが2007年からスポンサーとなっている国際的な写真コンテスト。プロフェッショナル部門とアマチュア部門を併設し、エントリーは公式Webサイト上から行なえる。6月1日から2010年のエントリーを受け付けており、応募締め切りは12月4日23時59分(英国時間)。
2009/6/3 15:06