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カメラを繋いで高速RAW現像できるソフト「FUJIFILM X RAW STUDIO」開発発表

"カメラと同じ色再現" バッチ処理や現像プロファイル管理にも対応

X RAW STUDIOの概念(FUJIFILM X-E3の製品発表イベントにて)

富士フイルム株式会社は9月7日、デジタルカメラGFXおよびXシリーズ用のRAW現像ソフト「FUJIFILM X RAW STUDIO」を開発発表した。Mac版を11月下旬に、Windwos版を2018年1月下旬に公開予定。

対応カメラをパソコンにUSB接続すると、カメラ内の画像処理エンジン「X Processor Pro」による高速演算でRAW現像を高速化できるというソフトウェア。カメラ側の対応ファームウェアも公開が予告されている。

パソコンを使ってカメラにRAW現像させる仕組みにより、「フィルムシミュレーションなど、カメラと同じ色再現が可能になる」、「パソコンよりもRAW現像処理が速い」といったメリットがあるとしている。バッチ処理や現像プロファイルの保存も可能。

本誌:鈴木誠