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オリンパス、「OM-D E-M10 Mark III」を海外で発表

新しいショートカットボタンなどで操作性向上 4K動画も

オリンパスは、ミラーレスカメラ「OM-D E-M10 Mark III」を海外で9月に発売する。ボディ単体の価格は649.99米ドル。日本での発売に関する情報はない。

OM-D E-M10 Mark II(2015年9月発売)の後継機種と見られる、EVF内蔵タイプのミラーレスカメラ。小型軽量を特徴とし、外観イメージやサイズ感は従来から大きく変わっていない。ボディ内5軸手ブレ補正、タッチパネル式のチルト液晶モニター、内蔵フラッシュ、Wi-Fi機能などを装備する。

約1,600万画素センサーを採用。最上位機E-M1 Mark IIと同じTruePic VIIIプロセッサーを搭載し、4K動画記録も可能としている。タッチAF対応で、AFポイントは121点。

シーン認識を行うAUTOモード、様々なシーンでの撮影設定を助けるSCNモード、"アドバンスドフォトモード"というAPモード、アートフィルター(ART)を搭載。それぞれがモードダイヤル上に並び、呼び出しやすいとしている。

また、左手側にショートカットボタンを新設し、その時の撮影モードに関連する設定メニューを素早く呼び出せるという。一例として、シーンモードで撮影中にショートカットボタンを押すと、その他のシーンを選ぶ画面になる。

外形寸法は121.5×83.6×49.5mm。重量は410g(バッテリー、メモリーカード込み)。

従来モデルのE-M10 Mark IIは、119.5×83.1×46.7mm・約399gだった。

本誌:鈴木誠