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RICOH WGシリーズ用の「宙玉レンズ」
玉の大きさを変えるオプションが付属
2017年7月4日 12:04
合同会社ギズモンは、宙玉(そらたま)写真が撮れるレンズフィルター「GIZMON x ZENJIX soratama 55 for WG」を6月29日に発売した。直販価格は税込9,720円。
宙玉写真とは、透明球をレンズ前に取り付けることにより、宙に浮かぶ玉に映る光景を撮影したもの。
本製品は、リコーの「WG-50」「WG-40」「WG-5 GPS」向けのレンズフィルター。宙玉写真の考案者である上原ゼンジ氏が協力し、GIZMONと宙玉の商標をもつZENJIXのコラボ製品となる。
なおWGシリーズは防水カメラであるが、本レンズは水中での撮影はできない。
また、宙玉ユニットとエクステンションチューブ、ステップアップリングがセットになっており、エクステンションチューブを使うことで、筒の長さを5mmの間隔で調節可能。
同社では、10mmのエクステンションチューブを1つのみ取り付け、アスペクト比を1:1に設定して撮影するのをオススメしている。
ちなみに、筒を短くすれば中央の玉が大きくなり、玉の輪郭のボケが強く表現される。逆に、筒を長くすれば玉の輪郭がハッキリするが、四隅にケラれが大きく出るという性質がある。
宙玉ユニットは、光学ガラスのボールレンズとコーティングされたガラス板を使用。金属製の鏡胴には、フレアの発生を抑えるつや消し塗装が施されている。
なお、「GIZMON x ZENJIX soratama 55 for WG」を使用するには、リコーのレンズアダプター「O-LA135」が必要となる。また、撮影モードとして「デジタル顕微鏡」を選択する。
同社によると、利用は自己責任としつつも、37mmのフィルター径を持つ他のカメラにも応用可能だとしている。
外形寸法は50×56mm。重量は約56g。