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Eyefi Cloudが名称を変更、「Keenai」に
アカウントや機能はEyefi Cloudと共通
2016年11月18日 12:22
Ricoh Innovations Corporation(RIC)は11月18日、クラウド写真管理サービス「Keenai」のサービスを開始した。利用料金は月額4.99米ドル(11月18日現在、約551円)。
6月に同社が取得した「Eyefi Cloud」の流れを汲むサービス。アカウントはEyefi Cloudと共通で、スマートフォン向けアプリについても、アプリの更新終了と同時にアプリ名やアイコンがKeenaiのものに差し替わる。アップデートは今後1~2週間の間に順次提供される見込み。
使い方や主な機能はEyefi Cloudと同様で、ブラウザやアプリ上から写真をアップロードして利用する。RAWを含むオリジナル解像度の写真を容量無制限でバックアップ可能な点も同様。Eyefi Cloudで作成した共有リンクなども、Keenaiに自動転送する形で引き続き利用できる。
機能面では、デバイス間でのコレクション自動同期や、アルバム、自動タグ付け、撮影機器や撮影設定の統計といった機能が利用できる。
無線LAN機能付きSDカードで名を馳せたEye-Fiだが、ハードウェアの開発は事実上終了している。現在はRIC社が運営するEyefi Cloud改めKeenaiのみが利用可能な状態。11月11日には、360度全天球の静止画および動画データの管理、閲覧、共有が可能になるなど、Keenaiの開発は続いているようだ。