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オリンパス、防塵防滴のマクロフラッシュ「STF-8」

マクロレンズ2本と12-40mm PROに対応

OM-D E-M1 Mark II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

オリンパス株式会社は、マクロフラッシュ「STF-8」を12月下旬に発売する。希望小売価格は税別6万5,000円。

ツインフラッシュとして世界初という防塵・防滴・耐低温(-10度)の性能を有する製品。他社製の競合品と比べ、小型のミラーレスカメラにも合う小型軽量・低重心である点も特徴としている。

最大ガイドナンバーは2灯発光時に8.5、1灯で6(いずれもISO100・m)。高感度を使いやすいデジタルカメラを前提としたことで、従来品より最大の発光量を抑えている。また、光量は1/128まで調節可能とした。

閃光時間は1/1,000秒以下。充電時間は約4秒。発光回数は単3形アルカリ電池4本で約480回、同ニッケル・単3形水素(Ni-MH)電池で約1,330回。

TTL調光に対応。背面の操作ダイヤルで1EVステップの光量調節(カメラ本体からは1/3EV)と、左右発光比(片側のみと、1:8〜8:1)の調節が可能。マニュアル発光時のみ、オリンパスカメラの連写合成機能「フォーカスブラケット」や「深度合成」に対応する。

発光部は上60度・下40度の角度調節と、リングアダプター上を移動可能。片方の発光部を取り外して手で持つこともできる。ディフューザーは開閉式で、装着したまま使用/不使用を切り換えられる。

対応レンズは「M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro」、「M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro」、「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」としており、ステップダウンリングやツインフラッシュブラケットの併用で「ZUIKO DIGITAL 50mm F2.0 Macro」や「ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macro」にも取り付けられる。

赤外通信によるRCワイヤレスシステムにも対応し、STF-8をコマンダーとしてFL-900Rなどの対応フラッシュをリモート発光させることもできる。

外形寸法は制御部が66.9×59.1×68.5mm、発光部1つが45.4×39.7×42.3mm。重量は283g(電池、リングアダプター、ジョイントを除く)。