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来たるべき花火シーズンに備えて準備しておきたいフィルターガイド
華麗な花火風景に仕上げるための「H&Y 100mm K-Series フィルターホルダー Mark III ベーシックセット」
- 提供:
- H&Y Filters Japan
2025年6月25日 12:00
今年もまもなく、花火シーズンがやってくる。花火と夜景を一緒に撮影する場合は、露出の緻密なコントロールが重要だ。花火が明る過ぎて白飛びしたり、主題である花火と背景の夜景との間に大きな明暗差が生じたりするときは、カメラの設定だけでは対処しきれないことがある。花火の明るさを抑えて白飛びを防ぐためにはNDフィルターを、夜景と花火のそれぞれを適正露出に近づけるためにはGNDフィルターを使用する。
1967年、岐阜県生まれ。インテリア・デザイン業界にて広告・風景撮影業務に従事。2009年、交通事故の後遺症により右上肢の機能を失ったのをきっかけに写真家として独立。近著に『花火が写る絶景撮影術』(双葉社)
今回、そんな花火風景撮影におすすめしたいのが、H&Y 100mm K-Seriesフィルターホルダー Mark III ベーシックセット。フィルターを最大で3枚まで同時に装着できるフィルターホルダーや、ソフトGND8フィルターが付属したお得なセットで、快適に花火を撮影できるアイテムだ。
K-Series Mark III ホルダー、ソフトGND8フィルター、ドロップインナチュラルCPL、アダプターリング(62~95mmから1点)を同梱した、直販サイト限定セット
※本企画は『デジタルカメラマガジン2025年7月号』より転載・加筆したものです。
下部が明るくなる花火にはリバースGND8を使用する
リバースグラデーションNDフィルターは、フィルターの下半分が透明で、中央部(地平線や光源に合わせる部分)の減光効果が最も高く、そこから上部に向かって徐々に減光効果が弱くなるように設計されたフィルターだ。画面下から中央が非常に明るくなる花火に有効となる。
夜景の明るさはそのままに、花火の最も明るい中心部分にフィルターの中央(最も濃い部分)を合わせてその強烈な光を効果的に抑制し、花火と夜景を適正露出で捉えられる。
ソフトGNDフィルターで水面への映り込みを起こす
スピーディーでスムーズな花火撮影が可能
花火大会は一般的にフィナーレ時が一番盛り上がる。花火が連続して打ち上がり、光量も最大になることが多い。そのためリバースGND8フィルター1枚では対応し切れずに白飛びしてしまう。
フィルターを重ねて掛けて減光するときに便利なのが、100mm K-Series フィルターホルダー Mark III ベーシックセット。フィルターがマグネットで装着できるのに加え、アダプターリングの装着もマグネット式のため、暗い夜間でも瞬時に着脱が行える。私の場合、花火大会のフィナーレではND4とリバースGND8フィルターを重ねている。