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5万円で正確な色再現&スマートなデスク環境を叶える27型液晶モニター…ASUS「ProArt Display PA278CV」
2023年1月20日 07:00
Adobe Lightroom ClassicでRAW現像を行う上で欠かせないのは、色再現性に優れたディスプレイだ。写真や映像を楽しむための機能をしっかりと備えつつ、近年増加するテレワークも快適に行えるようなスマートな作業空間を整えたい。ノートPCよりも大きく正確な色表示ができるディスプレイで、RAW現像やデスクワークはより快適となる。
※本企画は『デジタルカメラマガジン2023年2月号』より抜粋・再構成したものです。
現像に必須の正確な色再現
RAW現像を行う上で最も気になるのは写真の色再現性だが、PA278CVはsRGB 100%の色域に対応する。「ProArt Preset」機能でsRGBのモードに素早く切り替えられる使いやすさもメリットだ。
また、工場で厳密なキャリブレーションを施した後に出荷されるため、設置してすぐに使える手軽さも魅力。
フルHDより1.8倍広いWQHD(2,560×1,440)のディスプレイは画像をより高解像で美しく見られるほか、多くの情報を表示できる。Lightroom Classicのライブラリの表示枚数を増やせるだけでなく、複数のアプリを同時に使いやすく、文字サイズも4Kほど小さくならなくて見やすい。自宅の作業効率アップに大きく貢献してくれるだろう。
誇張のない忠実な色再現ができる
PA278CVのsRGBモードで表示すると、一見左の方が鮮やかに見えるが、実際の色みに近くナチュラルなのは右でコントラストも美しい。特に高解像度のカメラで撮影した画像では、高精細な描写や奥行きなどを画面からしっかりと感じられるのがうれしい。sRGBモードではコントラストや黒レベルも調整できてシャドウ部のニュアンスも丁寧に表現してくれる。
Lightroom Classicで現像を行うときに大いに頼りになるだろう。
むだのないスマートな配線
PC周辺機器が増えてくるとデスク周りの配線が煩雑になりがちだが、なるべくすっきりとスマートな作業環境を整えたい。
PA278CVはUSB Type-Cケーブル1本でPCの映像出力と65Wの電源供給が可能。また、2台のディスプレイをすっきりとした配線で接続できる。Lightroom Classicなら1台目にライブラリ、2台目に現像時の画面を表示するといった使い方が効率的だ。
ディスプレイ選びにおいて、自宅のデスクに置いてもじゃまにならず無理なく視野に収まる最適な画面サイズが重要。27型は扱いやすい大きさで、写真を大きく表示して細かな部分を確認したりするにもちょうど良い。