写真展
菊嶌郁俊写真展「四季の浅間山」
(ニコンサロンbis新宿)
Reported by(2014/4/28 08:10)
浅間山は有史以前から繰り返し噴火していたようである。江戸時代の噴火では大災害をもたらし、明治時代以降にも毎年のように小噴火を繰り返している活火山だ。
しかしながら浅間山は、民謡にも唄われ、そして文人墨客が訪れ、詩歌や絵画に数多く描かれている。山麓には高原野菜の名産地嬬恋村や避暑地で有名な軽井沢があり、人々に広く親しまれている山でもある。
標高2500メートルを超える高山である浅間山は、火山としての秀麗な山容と、美しい線を描く山肌にその特徴がある。11月には新雪が降り、5月上旬まで残雪がある。その雪が山肌に描く造形は魅力的で、動物を連想させるものがあったり、抽象絵画を思わせるものがあったりする。雪解けが終わると、春から夏には花と新緑、そして秋には紅葉が山肌に彩りを添えてくれる。
浅間山の変化に富んだ四季の、美しい自然を捉えた作品である。カラー50点。
(写真展情報より)
- ニコンサロンbis新宿
- ・住所:東京都新宿区西新宿1-6-1新宿エルタワー28階
- ・会期:2014年5月13日火曜日~2014年5月19日月曜日
- ・時間:10時30分~18時30分(最終日は15時まで)
- ・休館:会期中無休
- ・入場:無料