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富士フイルムのカメラで、Windows 10マシンにUSB転送できない現象

対象機種に新ファームウェアを用意

対応予定機種のひとつ「FUJIFILM X100T」

富士フイルムは8月11日、Windows 10搭載パソコンと同社デジタルカメラをUSBケーブルで接続した際、画像取り込みが行なえない現象が確認されたと発表した。2010年以降に発売した機種を対象に、対応ファームウェアを提供するとしている。

同現象は、同社一部機種においてWindows 10のOS情報をカメラ側が認識できず、画像転送が行なえないというもの。発生はUSB接続時に限り、カードリーダー経由などでは問題なく取り込める。

X-T1/X-T1 Graphite Silver Editionは6月に公開したVer.4.00で、X-T10は8月11日に公開したVer.1.01で対応済み。そのほかの機種の対応予定は次の通り(引用)。以下に記載のない機種は更新不要。

2015年8月末までに公開予定の機種

FUJIFILM Xシリーズ
X-E2/X-A2/X-Pro1/X100T/X100S/X30/X20/XQ2

2015年12月下旬までに公開予定の機種

FUJIFILM Xシリーズ
X-E1/X-M1/X-A1/X100/X10/XQ1/XF1/X-S1

FinePixシリーズ
F1000EXR/F900EXR/F850EXR/F820EXR/F800EXR/F770EXR/F750EXR/F660EXR/F600EXR/F550EXR/F500EXR/F300EXR/F80EXR/HS50EXR/HS35EXR/HS30EXR/HS25EXR/HS20EXR/Z2000EXR/Z1100EXR/Z1000EXR/Z950EXR/Z900EXR/Z800EXR/Z700EXR/JZ500/JZ300/REAL 3D W3

(本誌:鈴木誠)