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ソニー、「360度スイングパノラマ」搭載コンパクト

 ソニーは、コンパクトデジタルカメラ「サイバーショットDSC-WX60」と「サイバーショットDSC-W730」を25日に発売する。価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格はDSC-WX60が2万3,000円前後、DSC-W730が1万8,000円前後の見込み。

DSC-WX60

 有効1,620万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載した8倍ズームレンズ搭載モデル。360度のスイングパノラマ機能を搭載したほか、動画とパノラマにもピクチャーエフェクトを適用可能になった。カラーはホワイト、ブラック、ピンクを用意する。

 肌をなめらかにしたり目を大きくすることができるビューティーエフェクト機能も採用した。またストロボ撮影時のISO感度を最適に設定することで、より遠くまで明るく写せるなどの改良も施した。

 レンズは35mm判換算の焦点距離25-200mm相当。液晶モニターは約23万ドットの2.7型。

 AVCHDによるフルHD動画撮影に対応する。

 同社製テレビに今後搭載されるという「トリルミナスディスプレイ」に対応した広色域の「トリルミナスカラー」にも対応する。

DSC-W730

 DSC-WX60に対して、画素数は同じながらセンサーをCCDにすることなどで価格を抑えたモデル。カラーはブルー、ピンク、シルバーを用意する。

 連写速度がDSC-WX60の10コマ/秒から1コマ/秒になっているほか、動画もフルHDではなく、MPEG-4の720pとなっている。最高感度もDSC-WX60が画素混合でISO12800で撮影できるのに対して、ISO3200までとなる。なお、レンズはDSC-WX60と同様の8倍ズーム。

 360度スイングパノラマ、動画とパノラマ対応のピクチャーエフェクト、ビューティーエフェクトなどはDSC-WX60と同じく利用可能。

DSC-WX60とDSC-W730に対応するジャケットケース「LCJ-WB」(1,365円)も用意する。
製品名サイバーショットDSC-WX60サイバーショットDSC-W730
撮像素子1/2.3型有効1,620万画素 Exmor R CMOSセンサー1/2.3型有効1,610万画素CCD
レンズ25-200mm相当(35mm判換算)F3.3-6.3
最短撮影距離5cm(広角端)、150cm(望遠端)
手ブレ補正光学式
感度ISO100-3200
ISO6400/12800(画素混合)
ISO80-3200
露出プログラムプログラムAE
シャッター速度4-1/1,600秒(全モードあわせて)2-1/1,600秒(全モードあわせて)
液晶モニター2.7型約23万ドット
記録メディアSDXC/SDHC/SDメモリーカード、メモリースティックPROデュオなど
連写速度約10コマ/秒約1コマ/秒
動画記録AVCHD(1,920×1,080・60i)/MP4などMP4(1,280×720ピクセル、30fps)など
バッテリーリチウムイオン充電池「NP-BN」、「NP-BN1」
撮影可能枚数約230枚約200枚
外形寸法92.3×52.5×22.5mm93.1×52.3×22.5mm
質量約124g(本体)
約108g(バッテリー、メモリーカード含む)
約122g(本体)
約106g(バッテリー、メモリーカード含む)

(本誌:武石修)