キヤノン、IAAF世界陸上選手権シリーズのオフィシャルパートナーに
キヤノン株式会社は14日、国際陸上競技連盟(IAAF)が主催する陸上競技選手権に協賛すると発表した。東京で行なわれた調印式には、元オリンピック選手でIAAF副会長のセルゲイ・ブブカ氏も出席した。
キヤノン株式会社会長兼CEOの御手洗冨士夫氏(左)、IAAF副会長のセルゲイ・ブブカ氏(右) |
キヤノンが協賛する期間は2013年から2016年にかけて。計15大会にオフィシャルパートナーとして協賛する。2013年8月のモスクワ、2015年8月の北京で開催されるIAAF世界陸上競技選手権も含まれる。なおキヤノンは過去に、ヘルシンキ(1983年)とローマ(1987年)の選手権も協賛しているという。
協賛に伴い、キヤノンのカメラ、レンズ、ビデオカメラ、複写機、複合機、プリンター、スキャナー、ファクシミリ、プロジェクターなどが大会のオフィシャルプロダクトとして認定される。
またキヤノンは、協賛を決定した陸上競技選手権の各大会にカメラのサービスセンターを会場内に設置する予定。記者やスポーツフォトグラファーを対象としたもので、キヤノンはこれまでのスポーツ競技大会でもカメラ、レンズメンテナンス、製品貸出などのサービスを行なっていた。
オフィシャルパートナー調印式に出席したIAAF副会長のセルゲイ・ブブカ氏は、「キヤノンとIAAFは似たようなDNAを持ち、ともに発展していくパートナーシップになるだろう。陸上競技のファミリーにようこそ。さらなる発展につながる第1歩と捉えている」と語った。
同じく調印式に参加したキヤノン株式会社会長兼CEOの御手洗冨士夫氏は、「記録を求め、世界を相手に戦うアスリートは、キヤノン創業以来の精神にも重ねられるもの。製品や技術を通じ、歴史的な瞬間を世界中にお届けして、感動をみなさまと分かち合いたい」と挨拶。ブブカ氏に記念品としてEOS 5D Mark IIIを寄贈した。
2012/11/16 14:16