リコーフォトギャラリー「RING CUBE」8階が8月より休館


 ペンタックスリコーイメージング株式会社は30日、東京都中央区銀座のリコーフォトギャラリー「RING CUBE」のうち、8階のギャラリースペースを8月1日より休館すると発表した。

 休館するのはギャラリースペースの8階。9階は従来通り営業を続ける。

(2011年10月20日に撮影)

 リコーによるペンタックスカメラ事業の買収以前より、両社はギャラリースペースとして、リコーがRING CUBE(銀座)、ペンタックスがペンタックスフォーラム(新宿)をそれぞれ運営していた。

 ペンタックスリコーイメージングはRING CUBEとペンタックスフォーラムの2カ所について、「より効果的かつ効率的な運営を進めるべく」業務形態の見直しを検討しているとし、RING CUBEを含めた今後の運営内容については、「詳細が確定した時点であらためてご案内させていただきます」としている。

 RING CUBEは、2008年10月21日にオープン。銀座・和光の向かい、三愛ドリームセンターの8階および9階で営業していた。

 受付のある9階は、リコーの創業以来の銀塩/デジタルカメラを展示した「カメラゾーン」と、ワークショップスペース「クリエイティブゾーン」で構成。

 8階は写真展などを開催する「ギャラリーゾーン」で、ドーナツ状のビルをおよそ1周する形で作品を展示するという珍しいフロア構成だった。

 RING CUBE 8階での最後の展示は、7月29日に終了したdoughnuts企画写真展「都会の星 -写真:東山正宜 ナビゲート:石井ゆかり-」。




(本誌:折本幸治)

2012/7/30 14:35