「ボーナスでデジカメ購入」が3位に。購入意欲が大幅増
MM総研は13日、「ITデジタル家電購入意識調査」(2012年夏ボーナス商戦編)の結果を発表した。
gooリサーチによるインターネット調査で、全国の20歳以上の就業者1,072人が回答した。調査期間は2012年5月30日~2012年6月3日。
今夏のボーナス支給額が「昨夏より増加する」と答えたのは10.2%で、昨冬の9.2%からやや増加した。「昨夏より減少する」と答えたのは12.9%で、昨冬の16.3%からやや減少した。
今夏のボーナスによる購買意欲については「昨夏と比べて上がった」との回答が14%と、昨冬の13%からやや増加した。「昨年と比べて下がった」と答えたのは28.4%と昨冬の31.7%に比べて減少した。MM総研では「ボーナス額、購買意欲ともに改善傾向がはっきり現れた」としている。
出典:MM総研 |
ボーナス使途のうち「ITデジタル家電」のトップ3は、パソコン(10.6%)、スマートフォン(9.5%)、デジタルカメラ(7.7%)の順になった。中でもデジタルカメラは昨夏調査時の5位から5.6ポイント増で3位に浮上。「国内旅行の需要が大幅に回復していることから、その際に持参することが多いデジタルカメラも恩恵を受けているとみられる」(MM総研)。
「性別では特に女性の購入意欲が大きく伸びている」(MM総研)ことから、新製品が投入されているノンレフレックス(ミラーレス)カメラが女性の購入意欲に繋がっていると見られる。
弊誌が2012年6月5日~2012年6月12日にかけて行なった「夏のボーナスで何を買いますか?」とのアンケートでは、「購入の予定なし(ボーナス支給なしを含む)」(33.4%)、「交換レンズ、コンバージョンレンズなど」(19.8%)、「デジタル一眼レフカメラ」(9.2%)がトップ3。ノンレフレックスカメラは4.9%で5位だった。
2012/6/13 17:39