アップル、800万画素・F2.4レンズの「iPhone 4S」


 アップルは、「iPhone 4S」を10月14日に発売する。直営店のアップルストアなどのほか、一部のソフトバンクショップ、一部のauショップでも取り扱う。この記事ではカメラ機能について紹介したい。

iPhone 4S

 バックカメラに800万画素の裏面照射型CMOSセンサーを採用。5枚構成の開放F2.4レンズを搭載する。発売済みのiPhone 4は500万画素の裏面照射型CMOSセンサー、開放F2.8レンズを搭載している。本体サイズはiPhone 4と同じで、重量が3g増えている。

 新たに最大10人までの顔検出に対応するほか、ホワイトバランスの精度も向上したとする。IRカットフィルターの改良による色再現性の向上も謳う。「より高度になった」というLEDフラッシュも引き続き搭載。

 動画記録は1080p/30fpsに対応。ソフトウェア式の手ブレ補正を利用できる。

 プロセッサーには、「デジタル一眼レフカメラと変わらないほどレベルの高い画像信号処理機能」を持つという独自のデュアルコアA5チップを採用。シャッターラグの少なさにも貢献しているとする。

 iOS 5のアルゴリズムにより、色再現性、ホワイトバランス精度、ダイナミックレンジがそれぞれ向上したという。

 なお、アップルは製品情報ページにiPhone 4Sで撮影したというフル解像度のサンプル画像を掲載している。

動画記録は電子式手ブレ補正を利用可能にiOS 5では簡易的な画像編集機能も搭載。トリミング、回転、赤目軽減などを利用可能という

(本誌:鈴木誠)

2011/10/5 14:57