タムロン、60周年記念プロジェクトの写真展説明会を実施
タムロンは25日、創業60周年記念プロジェクト―Eternity at a Moment― 写真家60人の「瞬間と永遠」の参加写真家を迎えた写真展説明会を都内で実施した。
タムロンが2010年11月1日に創業60周年を迎えたことを記念し、Webサイトおよびギャラリーで行なう写真展。7月に企画の実施を発表した。60人の写真家が同社の高倍率ズームレンズ「18-270mm F3.5-6.3 Di II VC PZD」(B008)で撮り下ろした作品を展示する。
参加写真家は、青木勝、青野恭典、赤城耕一、阿部秀之、有元伸也、飯田鉄、石井孝親、石川梵、今岡昌子、魚住誠一、江口愼一、榎並悦子、大西みつぐ、大和田良、岡嶋和幸、川合麻紀、木村惠一、熊切圭介、小澤太一、小林義明、小松健一、齋藤康一、佐藤仁重、鹿野貴司、清水哲朗、新藤健一、諏訪光二、曽根陽一、田中希美男、田沼武能、塚原琢哉、土屋勝義、テラウチマサト、豊田直之、中井精也、中里和人、中谷吉隆、中藤毅彦、並木隆、新美敬子、西平英生、ハービー・山口、萩原史郎、秦達夫、hana、広田尚敬、広田泉、深澤武、藤井智弘、ホンマタカシ、前川貴行、水谷たかひと、水谷充、桃井一至、矢野直美、山田敦士、横木安良夫、吉田繁、吉野信、渡部さとる(敬称略)。
同社取締役副社長の河野昭二氏は、同写真展は東日本大震災や原発事故などがきっかけとなった企画と説明。集まった作品に感動していると参加写真家への感謝を述べるとともに、「これらの作品を多くの方々に見てもらうことが我々の使命」と語った。
取締役副社長の河野昭二氏 | 日本写真家協会会長の田沼武能氏が乾杯を行なった |
写真展は10月5日から東京都千代田区の3331 Arts Chiyodaで実施する。会期は10月11日まで。開館時間は12時〜19時(最終入場18時30分)。
写真展会場について | 1階メインギャラリーを使用 |
会場では、鉄道写真家の広田泉氏が東日本大震災で被災した鉄道の復興支援写真集「ここから始まる。」(カラー56ページ、2,415円)を紹介。収益は三陸鉄道とひたちなか海浜鉄道に全額寄付する。より多くの支援金を拠出できるよう自費出版とし、印刷代をタムロンが援助したという。同写真集はWebサイトから購入できる。
写真集の説明を行なう広田泉氏 |
30日に公開するスペシャルサイトでは、8月30日に第1弾の16名、9月12日に第2弾の23名、9月20日に第3弾の21名による作品を掲載する。参加写真家の一覧ページも用意。ブログやTwitterアカウントを開設するほか、同社海外サイトからのリンクも掲載するという。
30日にスペシャルサイトで第1弾を公開する | ブログやTwitterアカウントを開設している |
2011/8/26 16:49