市川ソフトラボラトリー、「SILKYPIX Developer Studio Pro5」Windows用の製品版をリリース
市川ソフトラボラトリーは4日、汎用RAW現像ソフトの最新版「SILKYPIX Developer Studio Pro5」(Windows用)のダウンロード版を発売した。Mac OS用のベータおよび製品版のリリース時期は引き続き未定。
ライセンスの価格は、新規ユーザーが2万7,000円(2台のパソコンまで登録可能。以下同)。「SILKYPIX Developer Studio Pro」および「Marine Photography Pro4.0」のライセンス所有者は1万1,000円(2台まで)、1万4,000円(3台まで)。「SILKYPIX Developer Studio 4.0」もしくは「同3.0」のライセンス所有者は1万6,000円(2台まで)、1万9,000円(3台まで)。「SILKYPIX Developer Studio 2.0」または「同2.0」、「SILKYPIX JPEG Photography 3.0」、「デイジーシリーズ」のライセンス所有者は2万1,600円。
製品版の公開に伴い、2月2日から続いていたRC版の無償公開は終了した。現在は製品版を30日間無料で試用できる。
なお、4日公開の製品版イニシャルリリース(Ver.5.0.3.0)には以下の更新内容を含む。
- リコーGXR「RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VC」ユニットの新しいファームウェアに対応
- ホワイトバランス、ホワイトバランス微調整、ハイライトコントローラ、ファインカラーコントローラのスライダーの色を変更
- ヒストグラム、トーンカーブのヒストグラムの色を変更
- ファインカラーコントローラの矢印の色を変更
- 日付焼きこみのSILKYPIXロゴ3、SILKYPIXロゴ4を変更
- その他細かな変更や問題を修正
SILKYPIX Developer Studio Pro5は、高画質と使いやすさの向上を目指して開発したとするシリーズ最新版。主な特徴は、ノイズ処理の性能向上、HDR機能の搭載、SILKYPIX AWBの評価精度向上、64ビットOSへのネイティブ対応、GUI改良によるユーザビリティ向上など。
2011/7/5 13:22