アドビ、「Camera Raw」「Lightroom 3」を更新


 アドビは24日、RAW現像ソフト「Photoshop Lightroom 3」の最新版を公開した。バージョン番号は、Lightroom3が3.4.1、Camera Rawが6.4.1。対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.5または10.6。

Photoshop Lightroom 3

 更新内容は共通で、Photoshop Lightroom 3.4およびCamera Raw6.4のリリース後に明らかにされた問題点の修正。アドビは19日、Lightroomのブログにおいて、Lightroom3.4およびCamera Raw6.4でJPEGファイルに保存するメタデータにバグがあると言及しており、27日に修正バージョンを公開すると予告していた。

 Photoshop Lightroom 3は、写真の管理、編集、RAW現像、公開のワークフローをカバーする画像ソフト。発売は2010年6月。画像読み込み時のパフォーマンスを改善したほか、カメラとパソコンを接続することで、構図、照明、撮影設定などをPC画面上でチェックできる「テザー撮影」機能を新搭載した。

 価格は通常版が3万3,600円、アップグレード版が1万1,340円、学生・教職員個人版が1万185円。アップグレードの対象は、Lightroom 2.x/1.x日本語版の正規登録ユーザー。

 Camera Rawは同社の画像処理ソフト「Photoshop」および「Premiere」用のRAW現像プラグイン。




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2011/5/26 16:33