ペンタックスフォーラム、河合美枝子写真展「いのちのゆりかご・磯」


 ペンタックスフォーラムは、河合美枝子写真展「いのちのゆりかご・磯」を4月27日から開催する。

磯の風景と、そこに暮らす生き物を、作者独自のしなやかな視線で陸から捉えた作品。 カラー約50点で構成。撮影地は国内。(茨城 千葉 新潟 和歌山 島根 沖縄)

(写真展情報より)

磯は、私たちが手軽に海の生物に出会える場所です。
磯の複雑な岩の形、波が運ぶ豊富な酸素や栄養、降り注ぐ太陽の光が、多くの生き物を育くんでいました。
特に、干潮時は、陸伝いに、沖の『潮だまり』まで歩いて行けます。
海藻、プランクトン、カニなどの小動物、鳥などを撮影し、その生き様や食物連鎖も写し込むように心がけました。
時には、波に削り取られたり、干上がったり、食べられたりする過酷な場面にも遭遇しましたが、生き物たちは、潮を読み、波に乗り、巧みに生きていました。
自然の磯は、漁場としてだけでなく、生物多様性の面から、また、子供の遊び場、学びの場としても、大切に残したいと感じました。

(作者コメントより)

  • 名称:河合美枝子写真展「いのちのゆりかご・磯」
  • 会場:ペンタックスフォーラム
  • 住所:東京都新宿区西新宿1-25-1新宿センタービルMB(中地下1階)ペンタックススクエア内
  • 会期:4月27日〜5月9日
  • 時間:10時30分〜18時30分(最終日16時まで)
  • 休館:休業日:毎週火曜日

(本誌:折本幸治)

2011/4/12 12:43